生徒さんから予約していた今月末の件をキャンセルしたいと話がありました。

先週は楽しみにしていると話していたので、何か都合が悪くなったのかな?と思い、何気なく聞いてみました。

そうすると、思いもしない返事が返ってきました。

「検診でポリープが見つかり、検査の結果悪性だったのでこれからもう少し詳しく調べて、その後治療方針が決まります。今月末は多分行けないと思います。」

その時に「胃がん」だと、はっきり病名もおっしゃいました。

私の父も同じ病気でしたが、その時代は本人には病名を隠しました。

今は本人がどう受け取ろうが、必ずはっきり病名を伝えられます。

その理由はがんになる確率は4人に一人と言われるほど多く、治療も画期的に進歩していてがん自体がそれほど恐ろしい病気ではなくなってきているからだと思います。

昔は「がん死」みたいな方程式がありましたが、今はそんな事はありませんし、早期発見し早期治療で完治することもできる病気になってきています。

だからこそ、今回病名を明らかにしてキャンセルをされたのだと思います。

勇気のいることだと思いますし、何か必ず治って戻ってくると言った力強い意志を感じました。

教室の仲間たちも、早期発見は良いことだといい、心からエールを送っていました。

私も同じ気持ちです。

教室に参加する前に、大きな病気をされて体力回復のためにいらっしゃった方でした。

最近では目立って体力がついてきて、他の皆さんと同じように動けるようになってきていました。

間違いなく運動の効果があり、体力がアップしています。

入院や治療してもきっと体力の落ち方は以前とは違ってくると思います。

早い復帰も見込まれます。

どうか上手く治療ができ、教室復帰がスムーズにできるようになることを祈っています。

まずは病院で詳しい検査を行い治療方針が決まるそうなので、今後はそれに合わせてのスケジュールになっていきます。

これからもエールを送りながら、見守っていきたいと思います。

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