昔から「笑いは百薬の長」と言われ、健康に良いとされてきました。

最近の研究では、笑わない人は笑っている人に比べて、認知機能が低下しやすいと明らかになりました。

ほとんど笑わない人は、ほぼ毎日笑う人に比べて1年後に認知機能が低下するリスクが3,61倍であり、要するに笑うとリスクは1/3になるわけです。

よく笑っていれば脳は元気でいられるということですね。

しかしながら、私の実感としては年齢が上がるとともに笑う頻度が減る傾向であると思います。

本当はもっと笑って過ごせば、体も心も元気になるはずです。

笑いには大きく4つの効果があります。

1、運動と同じ作用があります。

笑うことで、交感神経が刺激され、血圧や心拍数が一時的にアップし、自然に腹式呼吸になり有酸素運動を行なっている状態になります。

2、リラックスすることができる。

笑ったあとには、交感神経の働きが急激に落ち、副交感神経が優位に立つことで血管が広がり、血圧や心拍数が下がり心身ともにリラックスした状態にあります。

3、ストレス解消ができる。

笑うと脳からの伝達がいったん遮断され、頭の中が一瞬空っぽになり、ストレスから解放されます。

4、周囲からの援助を受けられる。

笑っている人の方が、まわりとの会話が増え自然に人との交流が活発になります。社会性が向上すると、周囲からのサポートを受けやすくなります。

これほど笑いは体に良いのですが、毎日都合良く笑えるわけではありませんよね。

そんな時は「つくり笑い」でも効果あります。

おもしろい事がなくても、「ハッハッハッ」と声を出し、口角を上げて笑う表情をするだけで、脳は笑っていると認識して同様の効果が得られます。

こうなったら笑うしかないですね!!

健康のために、一緒に声を出して笑いましょうね。

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