テレビ番組で東京都のある区(ここは見逃しました)で、高齢者を集めて様々な取り組みをしていることを紹介していました。
そこではまず参加する方達にはワクチン2回接種が義務付けられていて、もちろん検温と消毒換気を徹底して安心して集まれる場を提供しています。
輪投げをしたりして体を動かすことや、皆さんとのコミュニケーションを取ることで認知症予防や介護予防につなげていました。
参加している方達の素敵な笑顔やインタビューの言葉に、思わず大きく頷いてしまいました。
ご高齢の女性は、「コロナで家にばかりいたら、認知症になってしまう。コロナは薬で治るかもしれないけど、認知症になったらもう治らないからそっちの方が怖い。」とおっしゃっていました。
その通りです。
コロナはいずれ収まっていくでしょうが、認知症になってしまったら治ることはないのです。
家にばかりいて刺激がない生活をすれば認知症にもなりますし、運動不足からロコもティブシンドロームになりフレイルが起こります。
今まで元気に動いていた人が、急に動けない人になってしまう危険性も大いにあります。
患者数がとんでも無く多い東京でさえそうやってできることが、なぜ名古屋市ではできないのだろう。
安全な場所を提供することで、コロナ感染を怖がって外出できない方達に安心して外に出る機会を与えることができます。
それが認知症予防になりますし、介護予防にもなる訳です。
それを実現している話は、羨ましいとしか言いようがありません。
名古屋市は何のために施設を閉めているのか。
まん防でも閉館、緊急でも閉館、去年から数えても本当に数回しか教室を行うことができませんでした。
今まで頑張って教室に来ていた生徒さんたちの今が心配で仕方ありません。
今回の緊急事態宣言も延長の可能性が高いです。
また皆さんとの会える機会が先延ばしになりそうで、悲しい気持ちでいっぱいです。
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