ずいぶん涼しくなった夜に、気になる動きをする人物を見つけました。
たまたま駐車場で会場の鍵が開くのを待っていると、その横の道をご高齢の男性が歩いていました。
夜の道を歩いているだけの姿だったのですが、妙な点が気になりました。
まず歩き方がちょっと変な気がして、思わずその人の動きを見続けてしまいました。
帽子をかぶり背広をきちっと着ていて身なりはちゃんとしていましたが、マスクはしていない状態でした。
その道を行ったり来たりしていたのです。
道に迷っているのか、誰かの家を探しているのか。。。
一番初めに頭によぎったのは、もしかしたら認知症の方で家がわからなくなったのかな?でした。
どうにも気になったので、車から降りて声をかけようかと考えていると、姿が見えなくなってしまいました。
程なく鍵を開けてくださった生徒さんにその件を話すと、「最近不審者がこの近辺に出ると連絡があったのよ。」との事でした。
でも不審者とは違う気がします。
そしてその高齢の男性を探して声をかけたてくれた生徒さんが言うには、「どうかされましたか?どなたかお探しですか?」と声をかけたけど、全く返事をしてくれなくて無視された。と言うのです。
やっぱり認知症の方?
結局生徒さんたちと気になって会場の2階から探すと、駐車場の空いたスペースを動物園の熊のように行ったり来たりしている姿を見つけました。
降りていって声をかけようかと真剣に思っていた瞬間に、携帯のなる音がして背広の内ポケットから携帯を出して話をし始めました。
その後遠くから車が走ってきて、2階からは見えないところに停まったようでしたが、ドアの閉まる音がしたのと同時に姿が見えなくなったので、多分乗ったのではないかと想像しました。
やっとホッとしました。
それにしても何だったのかな?
私のセンサーが働いたのは。。。
最近は認知症の方が増えているということも言われているので、気になっていました。
その方が本当はどんな状態だったのかは、今となっては判りませんが、気になる人がいたらもっと早く声をかけるようにしようと思いました。
今回は私の思い過ごしだったかもしれませんね。
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