私のエアロビクスの教室で、最高齢が90歳の方がいらっしゃいます。
かれこれ20年ほど続けてくださっている女性です。
その方については様々な武勇伝があり、私の人生の目標になっている方でもあります。
元は学校の先生をしていらっしゃって、その後はご自宅で長い間塾をされていました。
ボランティア活動も精力的にされていて、80歳をすぎてからもアフリカに小学校を作るために現地にまで行かれた話は、本当にすごい方だと思いました。
先日教室の前に手渡された物がありました。
彼女の自叙伝です。
以前本を書くことになったと話は聞いていましたが、あっと言う間に書き上がり出版されたようです。
その早さにもビックリです。
その本には彼女の90年の歴史が全て書かれていて、今まで知らなかったことがたくさんありました。
幼少の頃の様子や学生運動に参加していたこと、その頃の時代背景が素晴らしくクリアに描かれていて、読み進めるにしたがって吸い込まれていきました。
ご主人との出会いや昨年お亡くなりになるまでのお二人のご様子も書かれていました。
その中に私の名前が入っていました。
それは登山中に転倒し足を骨折した話の時に、教室を少し休んだ後復帰できたことに感謝してくださっていました。
私など何もしていないのに、本当に恐縮してしまいました。
私の人生も大概山あり谷ありですが、こんなに素晴らしい方に出会えて光栄に思っています。
この本を読ませていただいて、今まで以上に尊敬の気持ちが高まりました。
きっと私の生徒さんお一人お一人の人生には道があり、人生の師に値すると思っています。
たまたま今回本という形で知ることができましたが、できればみなさんの人生聞いてみたいですね。
全ての生徒さんに興味ありです!!
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