福祉会館の生徒さんに、元婦長さんをやっていらした方がいます。
ご本人曰く、「私は病気のデパートなの」とおっしゃっているくらい、さまざまな病気を経験して方で、あまり遠くまで歩くのは難しい感じです。
その方が休まず教室に参加してくださっていて、今年度残り今日を入れて4回となりました。
来年度はまた抽選になるため、ご本人も当たるかどうか心配していました。
一般的には他の福祉会館に行ければ、また来年度ご一緒できるのですがそれもなかなか難しい状況です。
私も何か手立てがないものかと考えていますが、当たらなければ同好会に来ていただくしかないかなと思っています。
そんなことを考えながら教室終了後、片付けをして事務所に降りて行くと新聞を読んでいらっしゃる姿を見つけたので、お声をかけて帰ろうとしたら、突然立ち上がって足踏みをし始めました。
その足はしっかりと上がっていて、それを私に見せたかったみたいなんです。
いつもはちょっと引きずって歩く感じなんですが、体操をした後はしばらく足が上がりやすくなるみたいなんです。
「後どのくらい足が上がるかわからないけど、体操した後はいつも調子がいいのよね。だから体操続けたいのよ。」と笑顔を私に向けてくれました。
なんとかこの気持ちにお応えしたいものです。
後どのくらい繋がっていられるかわからないので、今を大切にしたいですね。
No comment yet, add your voice below!