生徒さんが火傷をしたのですが、その部分が化膿してしまい入院することになり心配していました。
コロナの影響でお見舞いにも行けず、時々メールを送るとすぐ返事があり、かなり時間を持て余している感じがありました。
それでも皮膚移植までされたそうで、治療には一定の期間が必要だと聞きました。
気持ちも落ち込んでいるのではないかと心配だったのですが、メールの返事はかなり前向きな文章だったのが救いでした。
そして今月初めに退院されて、リハビリに励んでいると聞いていました。
本日教室に復帰されました。
退院されてまだ日数が経っていないので、お顔を見た時に「大丈夫ですか?」と声を思わずかけてしまいました。
せっかく来てくださったのに、申し訳ないことを言ってしまったと反省しましたが、まさか今週から復帰してくださるとは本当に思わなかったので、ただただビックリでした。
その件をご一緒にいらっしゃった奥様に聞いたところ、理由がわかりました。
来週の教室は休んで、ゴルフに行く予定なんだそうです。
だから今日教室に来ておかないと、休んでゴルフに行ったと言われたくないがための偽装だったのです。
なるほど・・・。
退院してきてすぐ、杖を使いながら庭を歩いたりして、かなり積極的にリハビリをしていたそうです。
痛みはそれなりにあるようですが、それよりも何よりゴルフに行くという目標がある事が原動力になっているのです。
人間の本質を見た気がしましたね。
好きな事やりたい事があれば、きっと前向きに頑張れるのです。
私もそうでした。
腹膜炎で1ヶ月入院していましたが、入院中も退院してすぐ仕事復帰をすることを目標に自主トレしていました。
そのおかげで退院後、スムーズに仕事復帰ができたことを思い出しました。
生徒さんの奥さんも言っていました。
「ゴルフが無かったら、きっと動かないでいるうちにダメ人間になっちゃうところだわ。」って。
病気や怪我の回復のためには、好きな事ややりたい事があるのが一番ですね。
今のうちに見つけておくといいですね!!
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