名古屋市福祉会館の健康体操講座が5ヶ月ぶりに再開されました。
生徒さん達は2グループに別けて、Aと bの別々の教室に入ってもらい、職員さんと私が30分で入れ替わり1時間の教室を開催しました。
職員さんから今後の教室についての説明を、私は簡単な体操を指導しました。
全員マスク着用、椅子の間隔はソーシャルデイスタンスをしっかり保ち、窓とドアは解放のままできる限りの感染予防を準備しました。
生徒さん達は待ちに待った再開に嬉しそうな表情でした。
久しぶりにお会いするお顔もあって、私自身もテンションが上がりました。
特に以前脳梗塞の後遺症があり頑張って歩けるようになったのですが、再度倒れ車椅子になってしまった方が、奥さんのサポートを受けながら参加してくれたことに感動してしまいました。
今までは奥さんの車で来られていたのですが、車椅子になったので介護タクシーを使っていました。
そこまでして来てくださって、本当に嬉しかったです。
少しでもお役に立てるように指導して行きたいですね。
そんな中、職員さんからいただいた情報にショックを受けました。
実は体操教室を再開することについて、苦情がきたそうです。
「こんな時期に体操なんかやるのか?」というものです。
確かに新規患者数が増えていること、高齢者が罹患すると重症化しやすいこと、体操なんてやっている場合ではないというご意見はわからないわけではありません。
しかし、認知症やうつ病が増えていることも事実です。
それは自粛生活で刺激がなく、頭も体も使わない状態が原因だと思われます。
私は高齢者が安心して出かけられる場所が必要だと思っています。
福祉会館が開館すると決まった時も、「閉館のままでいて欲しい。開館すると家の年寄りが行きたがるので困る。」という苦情もあったそうです。
どうなんでしょう?
全員外見が一緒にはならないと思います。
NHK文化センターの教室でも、今月から2名ほど「コロナが怖いので、しばらく退会します。」と連絡がありました。
ご自宅に病気がちな方がいらっしゃるとか、ご自分が病気があり心配といったことが原因です。
総合して考えると、コロナは無くなりません。
コロナと共存していかなくてはいけないとすると、立ち向かって行くことも必要ではないかと思います。
それぞれの事情があるので、全員がそうなるとは思いませんが、少なくとも私は豆を向いて進みたいと思っています。
皆さんもどうかしっかり判断をして行動していって欲しいと思います。
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