将来お坊さんを目指す大学生たちが共同生活を送る学生寮で毎日の作法があるそうです。
それは「五出」(ごすい)が大切だというものです。
五出とは声、息、便、汗、精、この五つをしっかりと出すと心身が調えられるのです。
1、声を出す
大きな声を出すのは、それだけで気持よく、そして元気が出ますね。
2、息を出す
姿勢を正し、ゆったりと息を長く吐き出して行くと、体の隅々までいき渡るように息が吸えます。それだけで気持ちいのいい呼吸ができます。
3、便を出す
排泄は健康のバロメーターです。便秘は様々な病気の原因にもなり得ます。
4、汗を出す
ラクな方に流され、労力を使わないようにしたくなります。しかし、体を動かして汗を出すことは、健康に繋がっていきます。
5、精を出す
日常の些細なことにこそ最善を尽くすべきです。いつもより少しずつ丁寧に暮らして行けば、きっと心が整えられ、清められていくはずです。
随分前に健康のために3つの出すが大切だという話を聞いたことがありました。
声、汗、顔だったと思います。
大きな声を出す。
体を動かして汗を出す。
様々なところに顔を出す。
どれも私たちには大切な出すですね!!
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