先週70代の生徒さんがお友達とお二人で、10日間の海外旅行に出かけ今週無事に戻ってきました。
目的は登山です。
セントレアから出発したのですが、そこでガイドさんと一緒にビジネスクラスでいかれたそうです。
今日お顔を見に行ったところ、とてもお元気で以前よりニコニコが増した気がしました。
いつもはご主人とお店を切り盛りしている働き者の生徒さん、今回はご主人を残しご自分のご褒美として旅行にお友達と出かけたそうです。
私はそのお話を聞いた時、本当に素敵な事だなと思いました。
もちろんご主人とご家族のご理解があったからこそ実現したのですが、普通でしたらよくあるツアーで行けばコストダウンできたはずです。
しかし、生徒さんは膝が少し変形していて、一般的なツアーでは皆さんと一緒のスピードでは歩けないという状況でした。
毎週私の教室に参加されていますから、体力はあります。
だからこそ大好きな海外の登山に行きたいと思って、今回の計画をしたはずです。
お天気はズーッと良かったそうで、ガイドさん曰く「こんなラッキーな人たちはいない。」だったそうです。
生徒さんはこの旅行のことを、「冥土の土産」と笑って言いました。
イヤイヤ、これをきっかけにまたどこかに行こうと考えているはずです。
私はそうあって欲しいです。
だって本当に一生懸命働いていらっしゃいますから。
少しくらい料金高めでも、きっとその価値はありますよね。
いくら綺麗な写真を見ても、実際自分の目で見た景色は全く違うはずですから。
誰も褒めてくれなかったら、自分では褒めてあげてご褒美もね。
私もそんな人生にしたいです。
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