上飯田福祉会館の健康体操教室に行ってきました。
定員は40名、そのうち男性は3名です。
普通は男性の方達は少数派なので、かなり寡黙な方が多いように思います。
大勢の女性の中に少ない男性が入ると、どうしても肩身が狭いとお感じになるのか、なかなか腹を割ってお喋りもしない感じです。
今日はどういう訳か、全く違う感じで教室が始まりました。
3名の男性の中のお一人の方が、教室始まる前からかなり賑やかにお話をしてくれていました。
何事においても返事をしてくださって、私が少し喋ったら倍以上返してくれる感じでした。
その声がとても張りのある教室中に響き渡る声でした。
通常では教室が始まると皆さんおしゃべりしていてもやめて静かになりますが、なぜか今日はその男性の方がズーッと私の話に返答してくれるので、なかなか静かになることができませんでした。
無視する訳にもいかず、かなり苦戦しました。
聖地さんの中にはその声があまりに大きく響く声だったので、ハッキリと迷惑そうな顔をしている方もいました。
さすがにこのままでは教室が成り立たないと考え、何とかしなくてはいけないと思い、教室を進めながら一番良い方法を見つけるために頭をフル回転させました。
まずもう少し経ったらそのうち静かになるかな?と思ったのですが、それは考えが甘過ぎました。
やはり直接伝えないとダメだなって。
水分補給の休憩時間をとった時に、自分からその方のそばに行き、静かに話しかけました。
「この教室では耳の悪い方もいて、大きな声で喋っていると私の指示が聞こえない可能性が出てきます。少し声を下げて頂けると助かります。」と耳のそばで伝えました。
それを受けて頷いてくださったのは本当に嬉しかったです。
できるだけしっかり体操をしてほしいので、勝手にしゃべるのは控えて欲しかったのです。
勇気を出して言ったことで、その後はトーンダウンして静かになってくださいました。
それにしてもこんなおしゃべりの好きな男性の生徒さんは本当に初めてでした。
ために女性同士でおしゃべりが止まらない時はありましたが、男性で私の話に全部返答してくれたのは本当に初のことでした。
それから一つダメ出しをもらったのは、つい癖で「お父さん」と呼んでしまったら、「お父さんじゃないよ。お兄さんだよ。」と返されました。
この点は反省しました。
苗字をお呼びすれば良かったと心から反省しました。
これからの注意点です。
いろいろありましたが、勉強させていただきました。
この方法が良かったかどうかはわかりませんが、日々勉強である事を学びましたね。
ありがとうございました。