ずいぶん前になりますが、脳トレ用のゲーム機ができたというので試したことがありました。
結果は散々で、確か50代前半の時だったと思いますが脳年齢74歳と判断されました。
元からゲームとかあまり興味がなかった私は、それ以降やってみようという気が全く無くなった気がします。
先日ネットの記事に「脳トレは認知症予防にはそれほど効果が出なかった。」というものを見つけました。
脳トレの種類と言えば、ドリルやクロスワード、間違い探しやナンプレなど以外にも塗り絵などもありますね。
私は根気がない性格なので、どれも苦手です。
認知種になりやすいのかもしれないと思っていましたが、今回見つけた記事には納得いく説明がありました。
脳トレを実践する事で確かにドリルなどの腕は上がり点数は上がっていくことはありますが、それが認知症予防になるといえるほどの効果は見受けられなかったらしいです。
では何をしたら良いかですが、そこが一番重要ですよね。
実は「会話が一番効果がある。」というのです。
私はこの意見に納得しました。
人間は会話をする動物です。
人と話すことは脳トレをするよりも頭を使います。
様々な情報からどんな内容の話をすれば良いのかを瞬時に考え、言葉使いから声の大きさやトーンも含め、会話をしながら頭をフル回転させています。
特に家族や仲の良い友人とは違う、まだ親しくなっていない人との会話はより一層頭を使います。
興味を持つ人に対しては、会話をすると非常に効果的になると思います。
だからこそ家に引きこもっていては、なかなか会話をする機会が見つからないので、認知症になりやすいとも言えます。
外出をしていろいろな刺激を受けながら、たくさんの人と会話することが何よりの認知症予防になりますね。
コロナ禍において外出を控え気味の方、このまま長くこの状況が続けば深刻な問題になっていきそうです。
安全はしっかり確保しなくてはいけませんが、脳トレ以上の効果がある会話をもっともっとして欲しいですね。
私はこれを実践してこの意見が正しいと示したいと思っています。
これからもどんどん生徒さんを捕まえて、会話をしていこうと思います。
それで認知症予防になれば、インストラクター冥利につきます。
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