長くお休みをしている生徒さんから電話がありました。

かかってきた名前を見て、一瞬考えてしまいました。

それくらいお休みが長い方で、もういらっしゃらないかと思っていた事もあり、少し驚きましたがお声を聞けて嬉しくも思いました。

お声は元気そうで安心しました。

電話の内容は、「長く休んでいるけれど、コロナが少し治まってきているので、教室に行ける様になったらまた行きたいと思っている。」という事でした。

よくお話を聞くと、ご家族がコロナについてとても心配していて、外出ができなかった様です。

以前大きな病気をされた事もあって、ご家族は体のことを心配されてのことだと思います。

それが正しいことかどうかはわかりませんが、それぞれの思いや考えがある事は理解できます。

先日も日経新聞に記事が載りました。

コロナを怖がって外出を控えた影響で、認知症の方が増えている状況や、フレイルの方が増え心身の衰えが急速に早まっていると書かれていました。

それはとても深刻なことで、私もとても危惧しています。

特にコロナ前はお元気だった高齢の方達が、今どうしていらっしゃるのか知り得ない事も心配を増やしている原因でもあります。

毎週会っていた生徒さんたち、すでに3年ほどの時間が経っています。

来月から福祉会館の同好会も再開できます。

少しでも一人でも多くの生徒さんに会える機会を増やしていければと思っています。

私が今できることは、元気と笑顔を与えることしかありませんから。。。

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