緊急事態宣言の中、教室がなくなり時間ができました。

昨年の緊急事態の時とは違って、一日中仕事が無い日は無いのですが、以前よりは時間に余裕ができています。

嬉しいような悲しいような。。。

そんな時の過ごし方としては、ついつい買ってしまう本を読む時間に当てています。

本屋さんが大好きで、興味のある本があるとつい買ってしまい、気付けば何冊か積んだ状態になっている事もシバシバあります。

今日も時間を有効に使うために、コツコツ読書をしています。

今回は瀬戸内寂聴さんのインタビュー記事(エッセイ?)に心を引かれました。

実は瀬戸内さんの本は何冊も読んでいますが、作家として書かれる内容も文章も素晴らしいと思って尊敬しています。

しかしながら、どこかで先生の半生については否定的に感じていました。

人の道を外れてから作家デビューされている事は有名な話ですから。

でも98歳になられた今、それも許してしまえるほどの何かを持っていらっしゃいます。

先生は最近の日本人に対して、「目に見えないものの大切さを見失ってしまった。」とおっしゃっています。

「目に見えないものとは仏であり、神であり、人の心です。」

「愛する対象がないひもじさ。一生懸命に打ち込めるものがない心の貧しさ。それらは皆、目に見えないものへの尊敬がないところに生まれてくるものだと思います。」

特に若者たちには、「人間は、他人に尽くすために生まれてきたのです。」と説いているそうです。

これは本当に大切な事ですね。

「想像力とは相手の気持ちを思いやる心です。」

「目に見えない人の心に思いを馳せ、互いを思いやる気持ちを忘れない事。」

それができれば、温かな幸せを見つけることができ、いいことを引き寄せることができる!!

私もそう思います。

自分のためだけではなく、他人のためになるよう生きて行く覚悟です。

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