普段は仕事関係の本を読むことが多いのですが、たまたま生徒さんと本の話をしていたら、最近読んだ本ですごく良かったものがあり、娘さんに勧めようと思っていると聞きました。
「どんな本ですか?」と尋ねたら、「今持っているから良かったら読みますか?」と言われました。
ジャンルを聞いたら小説だと言われ、あまり読む機会がないのでちょっと躊躇していたら、「急がなくていいから一度読んでみて。」って渡されました。
お言葉に甘えてお借りすることにしたのですが、パラパラとめくってみるとかなり文字が小さいし、260ページでボリュームもある本でした。
大丈夫かな?
本の帯には、本屋大賞第1位と書かれています。
題名は、「52ヘルツのクジラたち」です。
読み始めると、本当にどんどん惹きつけられていきました。
今現実ジェンダーの問題、家庭の問題、孤独の問題など、小説の中で繰り広げられていました。
心が痛くなる部分も多くあり、読み進めながら苦しくなる部分もありました。
とにかく国内にある様々な問題を浮き彫りにされていたのが印象的でした。
今まで小説は避けてきましたが、今回は本当に楽しくあっという間に読めました。
流石に本屋大賞をとった本だけあるなって思いました。
本屋さんがお勧めする本って事ですからね。
間違いないはずです。
今回は間違いありませんでした。
本屋さんにいっても自分では選ばなかったと思いますので、生徒さんには勧めていただけて、感謝です。
これからは先入観を持たず、色々なジャンルの本を読んでみようと思いました。
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