ある教室で不思議なことが起きました。
お休みの連絡があった方が、教室の他の生徒さんが見かけたと言い、別の生徒さんは「さようなら」と言って帰って行ったと話してくれました。
教室には一旦来ていたのですが、急に帰って行ったことになります。
もしかしたら急用ができたのかも・・・と思いましたが、ちょっと違和感を感じていました。
仕事が終わり家に戻りましたら、家の電話が鳴りました。
最近は携帯にかかることが多いので、変な電話かな？と思ってナンバーディスプレイを確認すると携帯からだったので出ることにしました。
相手は今日お休みした生徒さんからでした。
生徒さんからは今日お休みした理由を私に話してくれました。
今日は朝からなんだか変な感じがしていたそうです。
教室の場所まで来たけれど、そこからが分からなくなってしまったそうです。
ご本人曰く、認知症になってしまったので教室をやめようと思っているとも・・・。
お一人暮らしをしている方ですし、家までは帰れたようなのでそれほど深刻ではないように思えました。
ご高齢になればその日その日で良かったり悪かったりすることもあります。
たまたま今日は調子が悪かった可能性があり、ご本人は絶望してしまったのかもしれません。
認知症の初期だと診断を受けたそうですが、私はまだ大丈夫だと思っています。
生徒さんには分からなくなったり、困ったら人に聞くように伝えました。
これから生きていく上で、一人で頑張らず人に助けてもらいながらでいいと思います。
私の携帯番号も再度確認してもらいました。
困ったら電話してもらったらいいのです。
結局今年中は教室に参加する約束をしてもらいました。
その間にいろいろ先のことを考えていくつもりです。
ご本人の了解があれば、教室の皆さんにも助けてもらうようにお願いする予定です。
誰もが歳をとります。
そして一人では生きにくくなれば、誰かに助けられながら生きていけば良いのです。
最終的にはご本人の意思によってですが、私は全力でサポートしていきます。
これからも応援していきますよ！！
No comment yet, add your voice below!