生徒さんのご家族にお会いする事はそれほど多くはありませんが、たまにご挨拶をする機会があったりして知り合いになる事もあります。

ある生徒さんの娘さんとは、お母様が教室に通い出した頃に一度ご挨拶させていただきました。

それ以降娘さんのお話は時々生徒さんからお聞きすることがあり、とても身近に感じる存在でした。

先日も生徒さんから、「先生、うちの娘がまた災害ボランティアで能登の方に行くって言っているの。もう心配だから辞めてほしいのよね、」とちょっと呆れた様子で話されました。

ボランティア団体に所属していて、以前にも行った経験があるそうです。

今回も同じように、団体のバスで被災地に向かい片付け等の活動をするらしいのです。

まだ地震が心配だとおっしゃる生徒さんのお気持ちもよく分かりますが、今までのいろいろなお話から考えても娘さんの行動力は親譲のようにも思えます。

きっと止めた所で辞める方とは思えません。

だってお母様も同じように行動力のある方なんですから。

私の本心で言うと、娘さんの行動力を心から尊敬をしています。

私も何かできないかといつも考えていますが、被災地に行き活動する決断はなかなかできません。

仕事を休んで行く事は、ご迷惑をおかけすることが多すぎて決断できません。

せめて義援金を送ることや、被災地のものをできるだけ買って応援することを心がけています。

今できる事をしています。

それぞれが今できる事を考え、行動することが一番だと思います。

被災地に平穏な日々が少しでもお早く訪れる事を祈ります。

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