補欠1番

今日は北区上飯田福祉会館の教室がありました。

今年度最後の月で、このメンバーで体操するのは今日を含め残り2回となりました。

来年度の講座申し込みはすでに終わり、抽選結果も出ています。

以前でしたら、壁一面に合格発表がされていたのですがコロナの影響なんでしょうね、人が集まることを避けるために郵送で結果が送られたそうです。

教室に入ってくる生徒さんが口々に補欠何番だって、私に報告してくれました。

もちろん合格した人もいると思いますが、不合格の人が多い以上大きな声で当たったとは言い難い状況です。

特に多かったのは補欠40番代の方達でした。

この段階では40番代は教室に入れる可能性はかなり低いと思われます。

そんな中、多分90歳近い方でいつも私の真ん前で体操をしてくれている方が、「先生、私補欠1番だって、4月からは教室入れてもらえないよね。どうしても先生の教室に出たいけど、どうしたらいい?」と真顔でさらに大きな声で尋ねられました。

例年であれば補欠1番は、かなりの確率で入れます。

多くの人が色々な福祉会館で申し込みをしていて、ダブって当たっている場合キャンセルするからです。

そのことを伝えたのですが、どうしても心配なようで何度も何度も繰り返し大丈夫かと聞かれました。

そこまで私の教室を楽しみにしてくださっているなんて、本当に嬉しい限りです。

大丈夫、きっと4月から参加できると私は確信しています。

帰り際に館長さんに今回の申し込み状況を聞きました。

40人募集のところ100人以上の申し込みがあり、全員に補欠番号をつけてあるそうです。

その理由として、来年度の途中で人数の制限が緩和される可能性があるので、その時に定員を増やす予定だそうです。

この話はきっと生徒さんたちが聞いたら、大喜びしてくれそうです。

それが確実な話なのか、いつそうなるのかは全くわかりませんが、今の時点では夢が持てる話です。

一人でも多く参加したいと思っていてくれる方には、一緒に体を動かして欲しいと思っています。

補欠の皆さん、どうか楽しみに待っていてくださいね!!

キャンセルの理由

生徒さんから予約していた今月末の件をキャンセルしたいと話がありました。

先週は楽しみにしていると話していたので、何か都合が悪くなったのかな?と思い、何気なく聞いてみました。

そうすると、思いもしない返事が返ってきました。

「検診でポリープが見つかり、検査の結果悪性だったのでこれからもう少し詳しく調べて、その後治療方針が決まります。今月末は多分行けないと思います。」

その時に「胃がん」だと、はっきり病名もおっしゃいました。

私の父も同じ病気でしたが、その時代は本人には病名を隠しました。

今は本人がどう受け取ろうが、必ずはっきり病名を伝えられます。

その理由はがんになる確率は4人に一人と言われるほど多く、治療も画期的に進歩していてがん自体がそれほど恐ろしい病気ではなくなってきているからだと思います。

昔は「がん死」みたいな方程式がありましたが、今はそんな事はありませんし、早期発見し早期治療で完治することもできる病気になってきています。

だからこそ、今回病名を明らかにしてキャンセルをされたのだと思います。

勇気のいることだと思いますし、何か必ず治って戻ってくると言った力強い意志を感じました。

教室の仲間たちも、早期発見は良いことだといい、心からエールを送っていました。

私も同じ気持ちです。

教室に参加する前に、大きな病気をされて体力回復のためにいらっしゃった方でした。

最近では目立って体力がついてきて、他の皆さんと同じように動けるようになってきていました。

間違いなく運動の効果があり、体力がアップしています。

入院や治療してもきっと体力の落ち方は以前とは違ってくると思います。

早い復帰も見込まれます。

どうか上手く治療ができ、教室復帰がスムーズにできるようになることを祈っています。

まずは病院で詳しい検査を行い治療方針が決まるそうなので、今後はそれに合わせてのスケジュールになっていきます。

これからもエールを送りながら、見守っていきたいと思います。

回復の原動力

生徒さんが火傷をしたのですが、その部分が化膿してしまい入院することになり心配していました。

コロナの影響でお見舞いにも行けず、時々メールを送るとすぐ返事があり、かなり時間を持て余している感じがありました。

それでも皮膚移植までされたそうで、治療には一定の期間が必要だと聞きました。

気持ちも落ち込んでいるのではないかと心配だったのですが、メールの返事はかなり前向きな文章だったのが救いでした。

そして今月初めに退院されて、リハビリに励んでいると聞いていました。

本日教室に復帰されました。

退院されてまだ日数が経っていないので、お顔を見た時に「大丈夫ですか?」と声を思わずかけてしまいました。

せっかく来てくださったのに、申し訳ないことを言ってしまったと反省しましたが、まさか今週から復帰してくださるとは本当に思わなかったので、ただただビックリでした。

その件をご一緒にいらっしゃった奥様に聞いたところ、理由がわかりました。

来週の教室は休んで、ゴルフに行く予定なんだそうです。

だから今日教室に来ておかないと、休んでゴルフに行ったと言われたくないがための偽装だったのです。

なるほど・・・。

退院してきてすぐ、杖を使いながら庭を歩いたりして、かなり積極的にリハビリをしていたそうです。

痛みはそれなりにあるようですが、それよりも何よりゴルフに行くという目標がある事が原動力になっているのです。

人間の本質を見た気がしましたね。

好きな事やりたい事があれば、きっと前向きに頑張れるのです。

私もそうでした。

腹膜炎で1ヶ月入院していましたが、入院中も退院してすぐ仕事復帰をすることを目標に自主トレしていました。

そのおかげで退院後、スムーズに仕事復帰ができたことを思い出しました。

生徒さんの奥さんも言っていました。

「ゴルフが無かったら、きっと動かないでいるうちにダメ人間になっちゃうところだわ。」って。

病気や怪我の回復のためには、好きな事ややりたい事があるのが一番ですね。

今のうちに見つけておくといいですね!!

節約中

被害にあってからという訳ではありませんが、お金を使うことを控え気味になっています。

できるだけお財布の出番がないように、買い物に行く回数も減っていますし、無駄使いがなくなってきました。

どんな意味があるのか本人もわかっていませんが、確実に以前より家計簿に記入する事が少なくなっています。

何もかもが値上がりしている今、節約につながっているのは間違いありません。

こんな時代でもガソリンスタンドに行くと、月2回はテッシュペーパーがもらえたり、生徒さんの八百屋さんに行くと、袋詰めで余った野菜がいただけたりします。

本当にありがたく思っています。

献立も家にあるものを上手に使って作るようにしています。

最近はそれが楽しくなってきました。

食品ロスを無くす事はとても意味があります。

これからも続けていこうと思いますが、あまりやり過ぎると「ケチ」になってしまうので、そうならないようにしたいものです。

決して「ケチ」ではありません。

「節約」ですからね。

お雛様

3月3日桃の節句。

ここ数年いつも慌ててお雛様を飾る事が多くなりました。

今更すぐ片付けないと、お嫁に行けないなんて事は考えなくて良いので、今週末までは飾っておこうかなと思っています。

夕方買い物に行った時、スーパーの食品売り場では、可愛らしく盛り付けられたちらし寿司がたくさん並んでいました。

そばにはインスタントの蛤のお吸い物や、お芋のスイーツデザートもたくさんありました。

思わず買いたくなりましたが、そこは今日はちょっと我慢。

そのまま仕事に向かいました。

今日は体育館での教室で、昼間の暖かさが嘘のように夕方から冷えてきました。

今月から新しいルーティーンになっているのですが、エアロビクスの教室は月初めは少ないこともあって、まだまだ固まっていません。

やりながら手直し状態なので、今日もところどころはっきりせず今一つ納得ができずじまいでした。

プロとしては失格です。

反省しながら、まだまだ悩みながら作り上げていく感じです。

教室終了後、生徒さんから小さな箱に入った物いただきました。

和菓子屋さんの包装紙になっていて、何かなって思っていたら「和菓子のお雛様」でした。

お大理様とお雛様が並んで入っていました。

可愛すぎる!!

食べるのが勿体無い!!

いろいろお雛様があるのは知っていましたが、食べられるお雛様は初めてかもです。

明日が賞味期限になっていたので、今日は遅いので明日いただこうと思っています。

ちらし寿司やお吸い物は用意しませんでしたが、こんな素敵なお雛様があって幸せな気分です。

明日も頑張れます。

代行に行く

いつも私を助けてくれているスタッフが急に体調を崩し、代行をすることになりました。

予定していた事はキャンセルして、朝から代行する福祉会館に向かいました。

2年前には私がやっていた教室だったので、久しぶりの教室となり少々緊張をしましたが、行ってみたら何と、生徒さんはほとんど顔見知りのメンバーでした。

この機会に皆さんにお会いできて、とっても嬉しかったですね。

顔見知りの生徒さんたちは、以前私のどこかの教室に参加していた方ばかりで、今年度はお会いしていなかったのですが、こうやって別の教室に参加していた事が判明したわけです。

何らかの形で運動を続けてくださっている事がわかり、私としては何よりも嬉しい現象です。

私の教室にこだわらず、自分のために体を動かすことを続けること、それが何よりも健康づくりには大切なことだと思っています。

それを皆さんが実践してくださっていた訳ですから、こんな嬉しい事はありません。

今年度も1ヶ月切りました。

各福祉会館では来年度の講座の抽選結果が張り出されています。

今日行った福祉会館では、私の教室は4クラスあります。

実はびっくりした事がありました。

私の教室、定員割れしていました。

抽選にもならず、申込された方全員合格でした。

福祉会館での教室を担当して36年以上になりましたが、今まで定員割れは記憶がありません。

抽選倍率が2倍とか3倍はあった事がありますが、まさか・・・。

これには原因がありました。

申し込み時に、噂が流れていました。

「加藤先生の教室は倍率が高いから、申し込もしても当たらない。だから他の教室を選ぶしかないよね。」

この噂信じた人が多かったのです。

この噂を聞いても、ダメ元で申し込みした方達は大喜びでした。

今補欠申し込みが始まっていて、また抽選があるそうです。

全員当たるといいのですが。。。

明日も別の福祉会館に行きますが、どうなっているか心配になっています。

調書作成

今日は仕事の秋時間に瑞穂警察署に出向き、調書作成のために行って来ました。

以前叔母に事件で経験がありますが、とにかく時間がかかり大変だったことを覚えています。

何度も同じことを確認されたり写真を撮られたりして、一から十まで何もかも文章に起こしていくので、いつになったら終わるのか不安に思った物でした。

今回もそれが心配だったので、担当の刑事さんには「今日はまだ仕事があるので、16:50までにはここを出たいと思います。もし終わらないようでしたら、明日の夕方また出直しますので、よろしくお願いします。」とお伝えしました。

その効果もあったと思いますが、かなりスムーズに進みました。

そこで分かったことは、私の事件に関しての資料がすでに高さ10センチくらいの量になっていました。

その多さにびっくりしましたが、その資料に中身は防犯カメラの写真やレシートなど、ありとあらゆる物が入っていました。

それを確認しながら話が進んでいくのですが、私が店に入っていく場面や店内をどう動いたかもわかるようになっていました。

10分ほど後に犯人らしき人物が店内に入っていく写真もありました。

あまり鮮明な写真ではありませんでしたが、女性のようでした。

その人物には全く見覚えはありません。

それからさまざまな店舗で私のカードを使っている写真もありました。

ある店舗の写真はカラーでびっくりするほど鮮明に写っていて、犯人の顔を確認できました。

間違いなく撮られたカードで支払いをしていました。

ドラックストアだったのですが、子供用にオムツを買っていましたので、若い女性である事がわかります。

マスクをしていましたが、日本人ではない感じがしました。

カード使用時にサインを求められて書いていたレシートを見ましたが、何が書いてあるのかわからない物でした。

私のカードの裏には漢字で名前が書いてあったのですが、それを真似したつもりなのかわかりませんが、お店の方も変に思わなかったのが気になります。

とにかくその店では私のカードを何枚か出していて、手慣れているのか全くの素人なのか、とにかく大胆に使っていた事がわかりました。

警察もこの人物が犯人であろうと言っていましたが、逮捕するためにはもっと確実な事実が取れないとできないそうです。

もちろん間違って逮捕したら大変なことになりますから、当然のことだと思います。

もう少し時間がかかるかもしれませんが、粛々と捜査を進めていますから待っていてくださいと言ってくださいました。

こんなにしっかり捜査していただけていたことに驚き、心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。

きっといつかは犯人は捕まると思います。

すごいスピードで調書作成が終わり、無事に私は仕事に向かう事ができました。

刑事さん、ありがとうございました。

今回の私の失敗を皆さんにお伝えし、同じ被害に遭わないようにこれからもお伝えしていこうと思います。

一番大切なことは自分の身は自分で守るです!!

防犯に努めましょう。

洗濯板

仕事用の靴下があります。

毎日使用していますが、白の靴下なので洗濯しても汚れていきます。

それが気になっていて、いろいろ洗剤を変えてみたりもしましたが、なかなか上手くいきません。

先日テレビで「ウタマロ石鹸」の番組をみました。

少年野球の子どもたちが毎日泥まみれになったユニフォームを、お母さんたちがウタマロ石鹸を使って洗っているシーンがありました。

他の石鹸では落ちなかった汚れが、本当にきれいになっていました。

それをみて、これだ!!って思いました。

早速真似をして手洗いをしてみたら、確かにきれいになったのでこれを毎日続けたら、いいなと思ったのですが・・・。

なかなかそれが続きませんでした。

そこで考えたのは、子供の頃母が洗濯に使っていた洗濯板です。

100均に行って探してみたところ、ありました。

私が思ったのとは全然違っていましたが、売っていました。

コンパクトで使いやすそうでしたので、早速買って来ました。

これからはこれを使って洗濯してみようと思います。

昔からある物を今も使うということは、意味があることですね。

何だか母を思い出してしまいました。

戻って来ました

なんて事でしょう!!

夕方教室が終わって車で家にむ活散る途中で、携帯の電話が鳴りました。

出ると大府市の交番からでした。

なくした財布が川の中に落ちていて、拾ってくださった方が交番に届けてくださったそうです。

取りにこられますか?との事でした。

もちろんすぐ交番の住所を伺って、そのまま向かいました。

走りながいろいろな事が頭を巡りました。

私は財布はすでに焼却されていて、に取って元には戻ってこないと思っていました。

それなのに水に濡れているとは言え、手元に戻ってくるなんて本当に想像もしていなかったので、これはきっとお伊勢さんにお参りに行ったことや、母からもらったお守りのおかげだと思いました。

神様にも母にも感謝をしながら、とにかく交番に急いで行きました。

交番に着き私の身分書を提示すると、すぐ目の前に懐かしい自分の財布が新聞紙の包まれて持ってこられました。

財布の中身も全て新聞紙に並べられていて、お巡りさんがビチョビチョのものを少しでも乾かそうとしてくれていた事がわかりました。

親切な気持ちに触れて、グッとくるものがありました。

確認をすると、クレジットカードは遺著枚もありませんでしたが、マイナンバーカードもありまししプリペードカード類や駐車場の回数券もそのままはありました。

不思議だったのは、母からもらったお守りがなぜかあまり濡れていなくて、書かれていた文字も滲んでいませんでした。

これこそが奇跡だと思いましたし、財布が出て来た理由かもしれないとも思いました。

きっと守ってくれたのだと・・・。

書類に住所や氏名を記入し、その新聞紙のまま全ていただいて来ました。

車に乗り家に向かいながら、瑞穂警察署の方にこの件を報告したところ、そのまま警察署に来てほしいと言われたので、その足で向かいました。

担当してくださった刑事課の部長さんが出迎えてくださって、財布が出て来たことをとても喜んでくれました。

机の上に新聞紙を広げて、全てのものを写真に残していきました。

その後お話をしてくださったのですが、やはり財布は紛失したのではなくスリにあったのではないかと言われました。

どうもカードが使われていた場所がスリにあったと思われる店の近くだったことや、この財布が見つかった場所もそうであることを考えると、合点がいくというのです。

今も刑事さんがその件で捜査をしに行ってくださっていると聞きました。

有難いです。

被害にあったカードの支払いも保険が聞くことになりましたし、財布も出て来ました。

私の実質の被害は、現金3万7千円です。

高い授業料ではありましたが、周りの皆さんに注意喚起ができたこともよかったと思っています。

カバンはファスナー付きにする事、財布には必要以外のカード類は入れておかない事、クレジットカード番号はどこかに控えておくか、写メを撮っておく事など。。。

実際生徒さんの何人かは、このことを参考に改めたと言ってくださった方もいます。

今回のことで、川の中にあった私の財布を拾って交番に届けてくださった親切な方がいたことに心から感謝しました。

ありがとうございました。

まだまだ日本も捨てたものではありませんね。

嬉しかったです。

人混みに思う事

先週は伊勢神宮にお参りに行き、今週は京都に行って来ました。

今回は新幹線を使いましたが、名古屋駅も京都駅もとにかく人が多かった。

コロナ前に戻った気がしましたが、一つだけ違っていたのはほとんどの人達がマスクをつけている事です。

来月と13日以降は、マスク着用は自由になりますが、私が思うにはしばらくはマスクを外す人は少ないと思います。

寒さもありますし、今年は花粉が多いと言われているのも影響するのでは無いかと思います。

私は恥ずく外したいと思っていますが、世の中の雰囲気は読まなくてはいけません。

特に私の生徒さんたちはご高齢の方達が多いので、マスクなしでも安全であると確実にならない限り、指導する側で声を出す以上やはり外しにくい状況です。

夏までには何とか外す方向で行きたいと思っていますが、どうなるかな・・・。

今日たまたまマスクを外す瞬間があった時に、ご一緒にいたご高齢のご婦人に「マスクつけていた時はキリッとした印象だったけど、外すと可愛らしい顔ですね。」と言われました。

ちょっと恥ずかしくて照れ笑いしてしまいました。

マスク姿の印象と、外した時のギャップはこれからも続くのでしょうね。

いい意味でのギャップはありがたいのですが、そうで無い場合も多いので困ったものです。

少しでも早くマスクのない生活ができるようになり、自然体でどんな方達ともお付き合いができる日が来るといいなと心から願っています。

因みに京都は雪が降っていましたし、名古屋は冷たい風が強くてとっても寒かった。

そのせいでマスクは暖かくて助かりました。