春の兆し

今年になって初めて伊勢神宮にお参りに行ってきました。

友人がどうしても行きたいと申し出があったので、3年連続で行く事ができました。

恒例となっているので、朝家を5時に出発友人をピックアップして一路車で向かいました。

残念ながら雨が降っていましたが、寒さはなく道も渋滞なくスムーズに7時には現地に到着できました。

いつも停める駐車場も余裕で空いていました。

この場所を覚えてからは、毎回ここと決めています。

お天気の影響もあったと思いますが、参拝にいらっしゃっている人数は少なめに感じました。

私達はこの静かさと澄んだ空気が大好きで、清々しい気分になります。

お参りを済ませて、会社用にお札を買いました。

友人が鈴が欲しいということで、お店が開くまでの時間を大好きな赤福でお茶をすることにしました。

赤福のお店も空いていて、外の縁側で五十鈴川を見ながらゆっくり時間を過ごしました。

8時半にもう一度内宮に戻り、鈴をゲットしました。

その時に梅の花が咲いていて、近付くとほのかな香りがしました。

梅のお花は派手さはありませんが、香りが醍醐味だと思っています。

そこで見つけたのは、鶯です。

鳴いてはいませんでしたが、梅の木に2羽の鶯を身くけて春の兆しを感じました。

そこから9時に開く「へんば餅」のお店の開店を待ってお土産を買い、様々なお土産を売っている大型のお店に行き、見て回っていると試食がたくさんあって、ちょっと小腹が空いていたので美味しくいただきました。

9時半には伊勢神宮を出発しました。

友人のリクエストがもう一つあって、アクアイグニスに行ってパンが買いたいと言っていたので、そちらに向かいました。

そこでまず一番人気のカレーパンを買い、それ以外にも焼きたてパンの香りに惹かれていくつかカゴに入れてしまいました。

パンは普段はあまり食べないのですが、やはり焼き立ては格別です。

アクアイグニスにはレストランが数店舗あって、それほど混んでいませんでしたが、私達は車の中で焼きたてパンを食べて、水筒に入れてきたコーヒーを飲んでランチは終了。

二人で安上がりのお昼ご飯だったねと笑ってしまいましたが、大満足でした。

その時点で時間は11時過ぎ、友人を自宅に送ったのが12時でした。

予定通りにお昼には帰って来られました。

毎回この感じですが、良い休日を過ごせて良かったです。

中田屋

メンズフィットネスの生徒さんから、金沢市の老舗和菓子屋田中屋のきんつばをいただきました。

中田屋は創業昭和9年だそうです。

私が和菓子を好きなことを知っててくださるので、定期的に持ってきてくださいます。

この中田屋さんのきんつばは、季節に合わせて作られています。

今の時期は「さくら」です。

包装紙も桜色のピンクですし、きんつばのあんこは白餡でさくらの花があしらわれています。

少しだけ塩気が効いていて、本当に美味しいきんつばです。

以前は定番の小豆のきんつば、えんどう豆のきんつば、栗のきんつばもありました。

どれも上品な甘さで美味しい和菓子ばかりです。

金沢市は震災の影響も少しはある様ですが、中田屋さんは通常営業ができている様子です。

良かったです。

1日も早く復興が進むことを願っています。

その為にもボランティアは無理ですが、買い物で貢献できたらいいですね。

今回は私が購入したわけではありませんが、美味しく食べて貢献した気持ちになっています。

これからは私も見つけて購入します。

微力ですが、被災地の応援をしていきます。

焼き芋

週に一度、生徒さんの営む八百屋さんに買い物に行きます。

買いたかった物は、デコポンの小さいサイズで「不知火」という品種の果物です。

以前袋詰めにすると時に半端になったものをいただいて食べたら、とっても美味しくて感動しました。

味はデコポンと同じく甘くて果汁たっぷり、とにかく皮もむきやすく薄皮で食べやすい果物でした。

もしあったら買いたいと思い寄ったのですが、今日は売り切れていて買えませんでした。

残念!!

その代わりにキウイ5個入りをヨーグルト用に買いました。

それ以外にも野菜などを購入、お会計をしていたら生徒さんが「今日は残念だったね、焼き芋焼いているけどまだ焼けてないんだよね。もう少し遅かったら良かったね。」と言われました。

キャー、大好きな焼き芋逃した・・・。

時々タイミングが良いといただけるのですが、生徒さんの焼き芋最高に美味しいのです。

お店によるのがちょっと早すぎたのね〜。

心残りはありましたが、そのまま教室に向かいました。

レッスンが終わると、生徒さんがカバンから何やら新聞紙に包まれたものを2個渡されました。

アレ?温かいぞ!!

そうなんです、焼き芋2本持ってきてくれました。

ヤッター、♪───O(≧∇≦)O────♪

もう嬉しくて、家に戻ってすぐ食べました。

私が作るストーブの上で役焼き芋のとは違って、オーブンでじっくり焼く焼き芋の味は本物の味です。

時期の物ですから、もう少しの間楽しめそうです。

好物ありがとうございました。

企画案

NHK文化センター梅田教室から企画案が届きました。

来年度4月以降で講座を開催したいとご依頼があり、それをどのように現実化するか担当者の方が一生懸命考えてくださいました。

いろいろ検討しないといけないこともある中、お互いに折り合いがつく方法を話し合いながら形にしてくださいました。

私の一番懸念している点は、全くメジャーではない私の講座を高めの受講料を払ってまで受けにきてくださるだろうかという事です。

企画案には告知方法として、ホームページやX(旧Twitter)、Facebook、全国メール会員5万人へのダイレクトメールなどとなっていますが、最大40名は難しいのではないかと思っています。

自信の無さが最大の敵なんですが、やはり大丈夫とは今は言えない気の弱さがあります。

しかしながら、ここまで来たら何とかして頑張らないといけないとは思っています。

多分担当の方も不安はきっと持っていらっしゃると思います。

お互いにその不安を少しでも減らせるように、もっと話し合いをして行った方が良いと思います。

一人が頑張っても成功はできないと思うので、まだ一度もお会いしたことはありませんが、力を合わせて良い方向に向けていきたいものです。

明日企画案についてお返事のメールをするつもりです。

今年はチャレンジの年と決めた以上、前向きに考えてお話進めてまいります。

強さと弱さ

お通夜に行ってきました。

夜8時半過ぎに葬儀場に着きました。

2階に上がると控室に喪主である友人の長女さんがいました。

何度か会ったことがあったので、すぐ私を認識してくれて彼女のいる部屋に案内してくれました。

そこには彼女のお孫さん3人を含め、ご親戚の皆さんだけではなく長女さんの友人などもいらっしゃって、賑やかな雰囲気でした。

湿っぽいのは嫌だったので、あえて賑やかに送ってあげたいというご家族の意向がそこにありました。

棺の中の彼女との対面は、想像していたのとは違って大変穏やか表情で驚きました。

苦しまずにスーッと息位を引き取ったと聞きましたが、今まで痛みと闘っていたので痛みから解放されて楽になったのだろうと思いました。

食道がんの末期で最後は食事ができず、点滴もできなかったそうです。

痩せてはいましたが、娘さんが綺麗にお化粧をしてくれていたのがとても印象的でした。

会えたら色々言いたかったことがたくさんありましたが、今までありがとうと言いました。

本当によく頑張ったね。

娘さんに初めて病気の経過を聞くことができました。

4年前に食道がんが見つかっていたそうです。

しかしながら、そのことを誰にも言っていなかったこともわかりました。

娘さん達はもちろん、仕事のパートナーにも、もちろん私にも・・・。

なんで誰にも言わなかったのだろうと、疑問が湧きました。

私だったら一人で受け止めることなんてできず、絶対大騒ぎしてしまうだろうと。

強い人だったんだなって。。。

でも娘さんは逆のことを言いました。

「弱い部分も持ち合わせていたから受け止められなくて、誰にも言わなかったのだと思う。」

余命宣告3〜4ヶ月と言われた時は、本当に狼狽えていたそうです。

その頃会っていますが、私には前向きにことしか言っていませんでしたから、自分を鼓舞していたのかもしれません。

気づいてあげられなかった事が、本当に辛いです。

一人で抱え込んでいたのだとわかったから、何でその辛さを吐き出してくれなかったのかって、私をもっと必要としてくれたら良かったのに・・・。

あなたは強い人だったと思う。

昔よく行っていたグアムにもう一度行きたいと望んだけど体力的に無理だったから、沖縄に家族旅行に行ってきたと聞きました。

車椅子だったけど行けて良かったね。

娘さんも親孝行ができて喜んでいました。

たまにはわがまま言っても良かったんだよ。

もっと私にもわがまま言って欲しかった。

私はあなたの分まで生きますね。

最後に娘さんにお願いをしてきました。

「私に何か形見分けにください。」と。

あなたと一緒にこれからも頑張るために・・・。

天国でこれからも私を応援して見守ってください。

寂しいけどお別れです。

安らかにおやすみくださいね。

訃報

私が25歳の時に知り合った友人が亡くなりました。

それはとても突然でまだ信じられません。

知り合ったきっかけは、まだインストラクターとしては駆け出しの頃に、知り合いから教室の代行を頼まれました。

そこに生徒さんとしてきていて意気投合し、彼女が雇われ店長としてやっていた洋服屋さんに行くようになりました。

そこから私の洋服は全て彼女の見立てになりました。

そのお店のオーナーが閉店を決めた時に独立をしました。

それからはそのブティックに通い、先日もそのお店で買い物をしました。

1年くらい前から体の調子が悪く、最後にお店で会った時も食事が取りにくいのかかなり痩せていて心配していました。

娘さんが二人いて、交代でお世話をしているとも聞いていましたが、ナーシングホームに入ったと聞きました。

そして昨夜娘さんから初めてLINEで状況が送られてきました。

あまり良い状態ではなく、担当医からはあまり長くないと言われたと・・・。

よかったら会いにきてやって欲しいと書かれていました。

あまりの状況の変化に言葉にならないほどのショックを受けました。

何とか返事をして、いつ面会に行こうか考えながら休みました。

朝携帯の確認をすると、4時に「今亡くなりました。また連絡します。」とLINEが入っていました。

頭が混乱してしまいました。

今週末に会いに行こうと思っていたのに、何で・・・。

最後に会いたかった、本当に会いたかった。

年齢は64歳、私とは一つ上でしたがいつも頑張っている同志でした。

お互いに会社を作って頑張っていたので、励まし合ってきました。

私の大事な行事の時は、彼女が全てコーディネートをしてくれました。

還暦祝いのパーティーには、水色のドレス。

会社10周年記念パーティーでは、赤のロングドレスを選んでくれました。

どちらも初めは似合う?って悩んだのですが、彼女はいつも絶対似合うから大丈夫と言ってくれました。

今となってみたら、本当に似合っていてお気に入りです。

ブティックの店長として、お客さんの似合う服を的確に選び勧める天才でした。

お客さんはみんな彼女が大好きでした。

これから私はどう服を選んだら良いのだろう・・・。

明日夜の教室が終わったら、お通夜に行きます。

最後のお別れに。

家族葬でなくて良かった。

なんて声かけたらいいのか・・・。

今までありがとう。

よく頑張ったよね。

ゆっくり休んでね。

やっと新年会

会社の新年会をやっとやることができました。

残念ながら参加していただけた方達は少なかったのですが、スタッフが紹介してくれたお店はとってもサービス精神旺盛で美味しい韓国料理がたくさん出ました。

私はお昼ご飯を控えめにして臨んだおかげで、最後までしっかり美味しく食べられました。

月曜日が定休日だったのですが、6人以上だったらお店を開けてくださると言うことで無理を言ってやっていただけました。

店主は韓国の男性、スタッフはご年配の男性、珍しく女性のスタッフはいませんでした。

でも何も問題なく良いお店でした。

今日はチャレンジをしようと前日から準備していました。

こんな時くらいしか着物を着る機会がないので、去年同様に着て行こうと決めていました。

しかしながら、NHK文化センターの仕事があったので、急いで帰ってきてから髪をアップして着付けして新瑞橋のお店まで歩いて行く事を逆算すると、かなり急いで支度しないと間に合わない状況でした。

15:20に教室が終わり着替えて出ると15:35頃、祝日なのでいつもの駐車場には停められないので離れた駐車場まで急いで歩きそこを出ると15:45頃、家に戻ると16:10には着く感じ。

そこから髪をアップ、一回で成功しないとグダグダになってしまうので真剣に取り組む。

NHKに行く前に準備をしておいたので、そのまま着付け開始。

長襦袢は成功、着物まで順調、残りの帯が時々やり直しになることが多かったのですが、今日は上手く行きました。

家に着いてからここまで約50分かかりませんでした。

着付けに関しては30分ほどで着られました。

これはかなり自信につながります。

時間に余裕ができたので、細かいところのチェックをして完璧にして出掛けられました。

17:20には家を出て店に向かいました。

20分ほどで店の近くまで行けましたが、思ったよりも早く着いてしまったので17:45まで待って店に入りました。

今日の着た着物は、生徒さんからいただいた洗える着物と帯、羽織も頂いた赤い総絞りのもの、バックも頂いたもの、全てが生徒さん達から譲り受けたものばかりです。

せっかく頂いたものですから、活用させていただけてよかったです。

これからも機会があれば、どんどん活用していこうと思います。

譲ってくださった皆さん、ありがとうございました。

電話連絡

世の中は3連休ですが、私は中日の日曜日だけがお休みとなっています。

土曜日も月曜日も仕事のため、用事は今日に詰め込んでいました。

そんな時に、携帯が鳴りました。

NHK文化センターと表示が出ましたので、何かあったのかな?と心配になりすぐ出ました。

名前をおっしゃいましたが、担当の方ではありませんでした。

とても丁寧な対応で、「担当がお休みなので代わりに連絡をしました。明日の教室から新しい会委員さんが参加されますので、よろしくお願いします。」と言うことでした。

そう言えば、先日の教室の時に途中から見学の方がいらっしゃいました。

見学の方が途中でいらっしゃると、タイミングが悪いと何も説明ができず終わることが多く、いつも困ります。

今回も突然だったので、教室の指導を止めるわけにもいかないので、やりながらボールを手渡しして感触だけ試していただきました。

早々に教室を退出されたので、ほとんどお声もかけられず終わってしまったのが心残りでした。

多分その方かな?と思ったので、見学の方ですか?と尋ねたらやはりその方でした。

ちょと嬉しかったです。

リラックス・ストレッチの教室は生徒さん達がご高齢のため、ご本人の体調不良やご家族の体調不良などでお休みが増えています。

最近人数が少なめだったので、みなさん少し寂しそうでした。

明日からお一人仲間が増えることは、きっと皆さん喜ばれることでしょう。

新人さんが気に入ってこれから長く続けていただけるように、指導にも気持ちを込めたいと思います。

今からお会いするのが楽しみです。

レジェンド?!

生徒さんから「NHKの件どうなりました?」とお声をかけて頂きました。

NHK梅田教室の担当者からは、先日企画書を今制作しているのでもう少しお待ちくださいと言うメールが届いています。

近日中には詳細がわかると思いますが、今日の時点ではまだ何も決まっていませんでしたのでその旨お伝えしました。

まだ教室の前だったので、それをきっかけにお話が膨らんでいきました。

ご本人はあまり社交的ではないと言う事でしたが、私に対してはそんな感じはなくよくお話をよくしてくださいます。

ご自宅の近所のスーパーでお買い物中に、ご近所さんに遭遇したそうです。

なんのお話からそうなったのかは詳しく聞けませんでしたが、私のことが話題になり何とその方が元私の生徒さんだったので驚いたみたいです。

以前NHK文化センターに通っていたのですが、骨折をして教室をやめたのだそうです。

その後も教室に復帰したかったのですが、ご家族の反対があってできなかったと言っていたそうです。

その方が「加藤先生はレジェンドだ。」と言っていたと教えてくれました。

私に対しての言葉でレジェンドなんて、大変光栄ですし有り難いことです。

噂話の中で私のことが話題になり、そんな言葉をくださったことにとにかくビックリしました。

ただ残念だったのは、その方のお名前がわからなかったことです。

ご近所さんであってもお名前まではわからないそうなので、どなただったのかわからずじまいですが、本当は知りたかったですね。

連絡がつけばお礼を言いたいくらいです。

素晴らしい事

生徒さんのご家族にお会いする事はそれほど多くはありませんが、たまにご挨拶をする機会があったりして知り合いになる事もあります。

ある生徒さんの娘さんとは、お母様が教室に通い出した頃に一度ご挨拶させていただきました。

それ以降娘さんのお話は時々生徒さんからお聞きすることがあり、とても身近に感じる存在でした。

先日も生徒さんから、「先生、うちの娘がまた災害ボランティアで能登の方に行くって言っているの。もう心配だから辞めてほしいのよね、」とちょっと呆れた様子で話されました。

ボランティア団体に所属していて、以前にも行った経験があるそうです。

今回も同じように、団体のバスで被災地に向かい片付け等の活動をするらしいのです。

まだ地震が心配だとおっしゃる生徒さんのお気持ちもよく分かりますが、今までのいろいろなお話から考えても娘さんの行動力は親譲のようにも思えます。

きっと止めた所で辞める方とは思えません。

だってお母様も同じように行動力のある方なんですから。

私の本心で言うと、娘さんの行動力を心から尊敬をしています。

私も何かできないかといつも考えていますが、被災地に行き活動する決断はなかなかできません。

仕事を休んで行く事は、ご迷惑をおかけすることが多すぎて決断できません。

せめて義援金を送ることや、被災地のものをできるだけ買って応援することを心がけています。

今できる事をしています。

それぞれが今できる事を考え、行動することが一番だと思います。

被災地に平穏な日々が少しでもお早く訪れる事を祈ります。