福祉会館の健康体操教室に、前回お休みした男性の方がいらっしゃったので、お声をかけました。
白内障の手術をされたそうで、少しまだ目にその名残が見えましたがお元気でしたので安心しました。
体操をして45分経った頃に、立って運動していましたが急に椅子に座られました。
それにすぐ気付き、その方を見ると顔色があまり良くありませんでした。
周りの方も気遣って声をかけていましたので、私は運動の途中だったので、座ったまま少し待っていただく様に声をかけて指導を続けました。
様子を見ているとどうも良くない感じがしたので、一旦運動を止めて皆さんには座る様に指示して、すぐ1階のスタッフさんに報告に行きました。
「気分の悪い方がいらっしゃるので、すみませんが来てください。」と伝え血圧計を持って教室に戻ると、生徒さんが「気分が悪くて吐きそうだと言ってトイレに行った。」と教えてくれました。
男性トイレだったので入れませんでしたが、付き添って男性の生徒さんが一緒に行ってくださったようで、車椅子を用意していただき出てくるの待って医務室に運びました。
私はまだ時間が残っていたので、すぐ教室に戻り体操の続きをして無事に終わることができました。
付き添ってくださった生徒さんがおっしゃるには、いつも朝散歩する方ですが今朝はしなかったと話したそうです。
もしかしたら朝からちょっと調子が悪かったのかもしれません。
気にしながら片付けをして着替えをし、1階に降りていくと対応してくださったスタッフさんがいたので、様子を聞こうと思い大丈夫でしたか?と尋ねる、「大丈夫の様ですよ。自転車で帰って行かれました。」と言われ、ホッとした気持ちもありましたが、思わず苦笑いしてしまいました。
自転車で帰られたのでしたら、大したことがなくて良かったと思いました。
ご高齢の方達と関わっていると、本当に色々なことが起こります。
その教室中に携帯に留守番電話にメッセージが残っていました。
元生徒さんからでしたが、その内容がよくわからない事だったので、私から電話した方が良いかと思い悩んでいたら、先方から再度電話がありました。
その元生徒さんのお姉さまに当たる方が私の生徒さんなんですが、今手術をする為に教室を休んでいらっしゃいます。
その生徒さんが無事に手術が終わり、今はリハビリ中だそうです。
そのリハビリの先生から、「体がよく動きますね」と褒められたようで、それは私の指導のおかげだからお礼を伝えて欲しいと弟さんに頼んだそうです。
大きな手術だったそうですが、とにかく成功してよかったですし、リハビリも進んでいる様なので安心しました。
わざわざお礼を言っていただけるなんて思ってもいなかったので、嬉しかったですが私にではなくてご自分を褒めてあげて欲しいと思います。
長く私の体操教室を続けてくださっていたからこそ、手術をして入院していても回復が早くなるんです。
いつ自分がそうなるかわからないのですから、日々努力していくことは大切ですね。
1日も早く復帰できることを祈っています。
そこから選挙に行き投票してきました。
色々あった1日でした。