毎日テレビでは悲しい事故についのニュースが流れています。
園児の置き去り事故です。
私の出身地である静岡県で起こった事故であることもあって、どうしても気になって見てしまうのですが、少しずつわかってくるないように心が本当に痛みます。
3歳の子が気温30度以上の日にバスの中に閉じ込められ、どんなに暑かっただろうかと想像するだけでも辛かったのに、持参していた水筒の飲み物を全て飲み、暑さから着ていた服を自分で脱いで裸で倒れていたと知った時は涙が溢れました。
こんな悲惨な事が何で起こってしまったのか。。。
ただ単にミスが重なったからでは済まないでしょう。
園長の表情や言葉からは全く責任を感じているようには見えませんでした。
その園に子供を預けている方達も幼稚園の先生たちも、全ての関係者全員がショックを受けているはずです。
説明会の最中に救急車で搬送された方が多数出たとも聞いています。
それほど半狂乱になってしまった方がたくさんいらっしゃったのだと思います。
教室でもこの事故の事は話題になっています。
お孫さん重ね合わせて涙ぐんでいる方もいました。
そんな中、保育の仕事をしていた70代の生徒さんが思い出の話をしてくださいました。
まだ保母さんになりたての時に先輩の保母さんに質問をしたそうです。
「保母の仕事で一番大切なことは何ですか?」と尋ねたら、
「子供たちを無事に家に帰すことだよ。」と言われたそうです。
その時は???と思ったそうで、もっと大切な事があると思っていたのでちょっとびっくりしたそうです。
今となってはそれが本当に大切なことだとわかり、その時の先輩の言葉を思い出したと言っていました。
この言葉、この園の方達は考えていただろうか?
きっとそうではなかったからこの事故は起こってしまったのですよね。
日本にとっても大切な子供たちです。
みんなで守っていかなくてはいけません。
どうか「子供たちを無事に家に帰す。」これを守って欲しいです。
私も高齢者の生徒さんたちに、教室が終わった後無事に家に戻って欲しいといつも思っています。
これからもズーッと!!