NHK文化センターの教室に見学の方がいらっしゃいました。

年齢は60代の女性です。

スタッフの方と一緒にいらして、「見学は20分ですので終わったら窓口にアンケートを出しておかえりください。」と言われていました。

私はいつも見学の方に同じことを言っているのですが、「お時間に余裕があったら、最後まで見学して言ってくださいね。事務所の方には私がそう言ったと伝えてくだされば大丈夫ですから。」

20分ではわからないこともあるので、そう伝えています。

お時間の無い方は、ご都合に合わせて途中で出ていかれますが、今回は最後までいらっしゃいました。

教室始まる前に見学の理由もお聞きしました。

そうしましたら、「実はバレトンの教室に入って3回やったのですが、膝が痛くなってしまって辞めました。その代わりの教室を探しています。」と話してくださいました。

バレトンは膝が痛くなるような内容だとは思えませんでしたので、「おひざは以前から悪かったですか?それとも内容がきつかったですか?」と尋ねると、

「先生がとてもテンションが高くて、ついついやり過ぎてしまった気がします。」

これは私も気をつけなくちゃいけない点だと思いました。

先生のテンションが高いことは悪いことではありませんが、それで生徒さんが無理して頑張ってしまう雰囲気を作ってしまってはいけません。

先生にもう少し配慮が必要だったかもしれませんね。

それとも他の生徒の皆さんが若い方が多くて、全体の感じで頑張りすぎてしまったかもしれません。

そんなことを考えながら教室を指導していました。

椅子に座って見学されていたのですが、途中皆さんと一緒にストレッチもされていました。

その間も楽しそうにされていたので、運動はお好きなんだなと思いどんな形でも良いので、体を動かしていただけたらいいなと思っていました。

教室終了後、お礼を言われ「3月までは3つ教室があるので、4月から入らせていただきます。」とおっしゃって帰られました。

もちろんいつからでも大丈夫ですので、お待ちしていますよ。

とても晴れやかなお顔でしたのがとても印象的でした。

バレトンの教室を辞めた理由をお聞きできたことは、とても参考になりました。

教室を指導する上で、気をつけることが学べました。

ありがとうございました。

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