ある福祉会館の生徒さんとの会話です。
「先生が〇〇福祉会館でも教室やっているって言っていたから、認知症予防教室に申し込みして行ったら、ろくな先生が居なくて嫌になっちゃった。あれはダメだわ。」と私にダメ出しをされました。
まず私はその福祉会館の認知症予防教室には行っていません。
生徒さんの勘違いから始まった話なんですが、認知症予防教室には多数の先生が関連しています。
体操はじめ歌の先生だったり、手芸や脳トレなど様々な内容が組み込まれているので、それぞれ専門家が指導にあたっているはずです。
その先生達にダメ出しをする生徒さんは目利きができる人ってことでしょうか?
いろいろ掘り下げて聞いてみたのですが、やった事も無いような体操をさせられたとか、手芸も先生が勝手に直して作られてしまったとか、聞くとそれはちょっとどうなんだろうか?って思ってしまいました。
「だからね、せっかく認知症予防教室に入れてもみんな休むのよ。少ないと半分くらいしか来ないよ。それで事務所の方が何でうちはみんな来ないんだろうっていうけど、そりゃあ来なくなるよ。」と強めの口調でおっしゃっていました。
これは事務所の方にも問題があるのかもしれません。
先生の選定は事務所の方達がされていますから、良い先生を選ぶ事は必須だと思います。
この生徒さんは91歳ですが、その分いろいろな先生も見て聞いて体験していますから、その率直な意見は全く間違いとは言えない気もします。
私の教室には長く来てくださっていることに感謝と安堵を感じています。
高齢者の皆さんは人生の先輩であり、私達よりもずーっと多くの体験もされています。
これからもそれを忘れずに、誠実に向き合っていこうと思います。
ダメ出しされないように頑張ります!!
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