ノーベル賞を受賞された吉野彰さんは、リチウムイオン電池の基本技術を開発したことを評価されました。
素晴らしい功績だと思いますし、何よりも奥様の久美子さんを大切にされている姿や、屈託のない笑顔がとても印象的な素敵な方です。
ストックフォルムのお土産として、メダル型のチョコレートを2000個買われたこともニュースになっていました。
今までの日本人の中で最多の購入数だそうです。
1個170円なので、34万円分だと言っていました。
ちなみにスウェーデンの方達にはお土産という考えがあまりないそうで、2000個も買ったことは驚きとして印象に残ったそうです。
みんなにお土産って、やっぱり日本人らしい考えのようですね。
同時期にアフガニスタンで医療や灌漑、農業支援位取り組んでいた中村哲医師が銃撃を受け死亡されました。
30年近くアフガン復興のために人道支援を続けてきて、後10年は続けたいと語っていたそうです。
享年73歳でした。
お二人とも素晴らしい業績で、日本人として誇らしく思います。
しかし、片や華々しい晩餐会に出席される姿を見、片やアフガンから日本に帰国された時のお迎えの少なさを見ると、なんとも遣る瀬無い気持ちになりました。
歳も同世代ですし、社会貢献という意味ではお二人とも同じですが、あまりにも違った対応に戸惑いさえ感じます。
日本人としてもっと平等に讃えるべきであると思います。
中村医師の奥様と娘さんの姿や言葉に心が痛みました。
日本政府が中村医師の意思を引き継いで、これまで以上にアフガンの支援を継続して欲しいですね。
それが一番ご家族も望んでいらっしゃることだと思います。
心からお悔やみ申し上げます。
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