先日ワイドショーで橋幸夫さんがアルツハイマー病である事が報道されていました。

通販会社の夢グループに所属している橋幸夫さんが、3年ほど前からアルツハイマー病になっていて、今年会社20周年記念のイベントで3曲歌を歌う予定でしたが、歌いきれなかったそうです。

すでに奥様を亡くされていて、色々と身の回りのお世話を会社の皆さんが見守ってるようです。

そこで社長は世間にこのことを公表する決断をされたみたいです。

この決断を私は良かったと思っています。

もしこのことを公表せずにいたら、きっと今後の歌手としての活動はできなくなっていき、認知症は加速的に進行していくと思います。

もちろんご本人のプライドに傷がつくことは心配だったと思いますが、この病気はある程度刺激のある生活をしていくことで、進行を遅らす事ができると思っています。

実際この公表後、イベントに出演された橋さんの映像を見ましたが、変わらぬ声量でしっかり歌を4曲歌われていました。

その時の様子を社長が語っていましたが、橋さん自らテレビで話題になっていることを見て「こんなに注目されているのか、頑張らないといけない。」と語っていたそうです。

テレビで自分のことを話題になっていると知り、きっと嬉しかったはずです。

一世風靡した方だからこそ、この注目されている刺激はとても大切なことなんです。

もちろん芸能人に限ったことではなく、私たちのような普通の人でも誰かに必要とされているとわかると、それが生きる原動力になったりします。

もういらない人、役に立たない人と思われたら、生きる力は無くなります。

認知症を公表されてかわいそうだと思う人もいたかもしれませんが、私はそうは思いませんし今回公表したからこそ橋さんはまた歌う事ができるようになったのだと思っています。

認知症は誰でもなる可能性のある病気です。

病気になっても自分らしく生きられるといいですね。

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