住宅公団のお仕事をしています。
年に数日(大体は2日間)公団住宅のシルバー健康体操教室を閉じこもり予防として解散しています。
今まで様々な団地に出向いていますが、四日市市の笹川団地は平成22年から続いています。
担当者は変わらずIさんがやってくれていたのですが、今回彼女からこう伝えられました。
「先生、長い間お世話になりました。今年度で定年退職になりました。来年からは新しい担当者に変わりますので、よろしくお願いします。」
ちょっとビックリしてしまいましたが、確かにその年齢になっていたことに気付きました。
本当に居住者の皆さんに寄り添い、お世話をしっかりしている方でした。
とっても残念で仕方ありません。
退職後は、ご家族(お年寄り)の看護をしなくてはいけないと語っていました。
今まで本当にお世話になった思いが大きかったので、「おーい、老い!全然怖くないよ!」の本をお渡ししました。
読んでいただけたら幸いです。
そのやり取りの後、たくさん今回も教室に参加してくださったのですが、中にお一人認知症が進んでしまった方がきてくださっていると聞きました。
その方は毎年必ず参加してくださっていました。
今回も「先生の教室はどうしても参加したいから、必ず参加させて欲しい。」と言われたそうです。
そのう言いながら担当者の方は涙ぐんでいました。
きっと普段は認知症で色々心配をしていらしたんだと思います。
それがどうしても教室に参加したいと申し出があり、お手伝いされたようでした。
インストラクター冥利に尽きます。
来月もう一日お会いできるので、もっともっとコミュニケーションを皆さんと取りたいと思っています。
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