NHK文化センターの生徒さんが教室にいらっしゃったのですが、何故かいつもと違う雰囲気を感じました。
いつもシックなお洋服をお召しなんですが、今日は上下とも真っ黒の装いで真珠風ののネックレスまでしていました。
手には大須のお店で売っている「甘栗」を持っていらっしゃいました。
私の大好物で、以前はよく買って実家に持って帰っていました。
最近ではこの生徒さんと一緒に来ている方が、家がお店に近いらしく買って来てくださいました。
そのお友達が今月はお休みになっていたので心配していて、もしかしたら今日はいらっしゃるのかな?と思っていました。
今日始める前にお声をかけたら、「先生、教室終わってからお話ししようと思っていたけど、彼女亡くなったのよ。」とおっしゃいました。
「亡くなったってどういう事?」
生徒さんが連絡をしようと携帯に電話しても繋がらず、その後も何度もかけていたら「使われておりません。」のメッセージになったそうです。
それで家に行ってみたのですが、1階にある甘栗屋さんに聞いたところ亡くなったと聞いたそうです。
お一人暮らしで、ご兄弟は妹さんがお一人いらっしゃるそうです。
先月までお元気に教室に来ていました。
お二人で仲良く帰っていかれる姿を見送った記憶があります。
何故突然亡くなったのか?
全くわかりません。。。
寂し過ぎます。
人間いつかはお別れがきますが、こういったお別れは心の整理ができません。
甘栗はその生徒さんを思って食べてくださいと頂きました。
思い出の甘栗となりました。
何が起こったかわかりませんが、お一人暮らしであったことを考えると、体調不良でどなたかにご迷惑をおかけするよりは、潔くいってしまわれた生徒さんが羨ましくも思いました。
心からご冥福をお祈りしています。
天国でご両親にお会いしていると思います。
どうぞゆっくりお休みください。
今までありがとうございました。
No comment yet, add your voice below!