50歳を超えると発症率が高くなると言われているのが、「帯状疱疹」です。
私の生徒さんたちにも経験者がたくさんいらっしゃいます。
酷い方は発見が遅れて拗らせてしまい、そのまま教室を辞めてしまった方もいらっしゃいました。
統計で見ると、80歳までにおよそ3人に1人がなると言われています。
怖いのは、発症した人のおよそ2割に後遺症(帯状疱疹後神経痛)が残るそうです。
帯状疱疹後神経痛につながる7つの危険因子があります。
1、50歳以上である
2、女性である
3、タバコを吸っている
4、はっきりした激しい前駆痛(皮膚の痛み)
5、皮膚症状が重い(水脹れが大量にでき、広範囲に及んでいる。血の色をした水脹れがある)
6、皮疹部は刺激に対して敏感に、あるいは鈍感になる
7、免疫力が大幅に低下する持病がある
以上の因子により多く当てはまる人は、リスクが高くなります。
それはかなりストレスになると思います。
だからこそ予防がとても大切になってきます。
予防接種も広く知られるようになってきましたので、50歳を過ぎたら受けることも効果ありですね。
毎日のセルフケアが大切であり、食事やストレス対策が重要です。
食で言うと、腸内環境を整える発酵食品と食物繊維、たんぱく質を摂取すること。
それから免疫力を上げるきのこ類や体を温めるニンニク・ショウガも積極的に食べましょう。
体を動かすと血流が促進され、体温が上がり免疫力が上がるので、散歩などの運動や入浴も大切です。
ストレスがあると免疫力が低下しますので、ストレスがあってもうまく発散することが必要です。
積極的にリラックスタイムを設けたり、腹式呼吸をすることでメンタルの安定につながります。
できることから始めて予防していきましょう。
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