名簿のキャンセル

福祉会館の健康体操教室では、必ず出席簿があり印をつけるようになっています。

１年間同じメンバーでやっていくのですが、途中でキャンセルとして名前を消されている時があります。

今日名簿からお一人の名前が消されていました。

大抵の場合、体調不良だったりするのですが、今回はそうではない事が後で判明しました。

今回の該当者は男性の方で、以前から私の教室に参加してくださっている方でした。

イベントの時は積極的に参加してくださり、男性の参加者の中でも目立っていた方でした。

毎日自転車でどこにでも行かれていて、糖尿病を患っていることは知っていましたが、とてもお元気なご様子でした。

実はご自宅でお亡くなりになっていた事がわかったそうです。

同じアパートに住んでいる方が、毎日自転車で出かけるのに自転車置き場に置いたままになっている事を不思議に思い連絡があったそうです。

ご近所さんが気づいてくださったおかげで、早く発見できたのだと思います。

そうでなかったら、もっと発見が先だったかもしれません。

とても残念で悲しく思いましたが、お一人暮らしの突然死に関して言えば、１日でも早く発見される事が幸せな事だと思います。

今回のことは大切な生徒さんともう会えなくなってしまいましたが、最悪なことは避けられた気がしてちょっとホッとしました。

今も生前教室に参加してくださっていた頃の姿が思い出されます。

今までありがとうございました。

どうかゆっくりお休みくださいね。