ある教室の仲良し生徒さん3人と一緒に、お昼ご飯を食べることがあります。
今日も元気に教室に参加してくださって、終わった後ごはん屋さんに向かいました。
年齢は90代と80代のメンバーですが、とにかくこの教室に来るのを楽しみにしてくれています。
腰を痛めてからは以前よりは外出も減ったとおっしゃっていましたが、それでも頑張って顔を出してくれます。
私に会いたいとおっしゃってくださいますが、それだけではなくお友達がいるからも大きな理由だと思います。
ごはん屋さんではいつもの様に、たくさんあるおかずの中から好きなものを選んでいきます。
3人ともご飯はいつもの大盛りで、半分食べて残りは持ち帰っています。
楽しそうにご飯を一緒に食べて、その後なぜか皆さんカバンからお菓子を出して、それをみんなに配ってくれます。
毎回お菓子交換会が始まるのです。
最高齢の方は大きなみかんを2個ずつ配ってくれました。
みんなの為に重たいみかんをリュックに入れて、持ってきてくれました。
どうしてもみんなにあげたかったそうです。
腰を痛めているのに、本当に優しいのです。
あまりにもリュックに色々詰め込んで持ってきたので、1個が潰れてしまっていました。
それを内緒でこっそりみんなで分けて食べました。
とっても甘い美味しいみかんでした。
それを食べながら、「後何回一緒にご飯食べられるかな?」と小さな声が聞こえました。
「まだまだ何回もご一緒できますよ。」と思いながら、でもいつかはやってくるんだろうなとちょっと考えている自分がいました。
だからこそ、毎日がとても大切で宝物の様な気持ちでいます。
3人ともお一人暮らし、私も含めズーッとこの食事会を続けられることを祈っています。
次は1ヶ月後です。
元気に大盛りご飯食べたいですね。
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