慶応大や済生会横浜市東部病院のチームで、認知症のアルツハイマー病やその前段階である軽度認知症(MCI)の疑いがある人を3つの質問で容易に検出する手法を開発したそうです。
まず問診時全般では、医師の質問に直接答えようとせず、隣にいる同伴者に助けを求める傾向がある様です。
リスクの高い対応や回答は、
質問項目1、現在、困っていることはありますか?
「ない」もしくは「物忘れはあるが歳のせいで、困っていない」
質問項目2、現在、楽しみはありますか?
具体的に回答
質問項目3、最近(3ヶ月以内)気になるニュースを挙げてください
「ない」もしくは3ヶ月以上前のニュースや具体性がない回答
質問2については、アルツハイマー病患者は、相手の話に合わせて自然に振る舞おうと取り繕う傾向があるためです。
こんな簡単な質問で早期発見ができるのであれば、いつもの会話の中に取り込んで日頃か様子を見ていく事ができますね。
テストの様な形式だとつい構えてしまいますが、お話をしながらだったら気軽だし誰でも取り組めそうです。
早速使ってみようと思います。
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