腰痛予防講習会無事に終了しました。
参加者はコロナのこともあり11名と聞いていましたが、キャンセルの方も出たようで実際は9名でした。
全員男性と、なかなか盛り上げにくい状況でした。
今回は少し進め方を変えて、まず自分を知っていただくために20項目の腰痛チェックをして頂きました。
チェックの数で、青、黄、赤と分けたのですが、黄が3名、赤が6名でした。
腰痛経験者は半数以上、やはり多い数いらっしゃいました。
午後から実技を指導したのですが、みなさん久しぶりの運動だった方もいて、かなり大変そうでした。
しかし、一番若い方が一番体が硬かったという現実。
週に3回は接骨院に行っているという話は、本当にビックリしました。
体が硬い=疲労が取れない、体調が優れないなどが出てきます。
少しストレッチをする習慣を身につけていただければ、少しずつでも体調が良くなると思うのですが、伝わったら嬉しいな。
今回の参加者の中で、とても気になった方がいらっしゃいました。
同じ会社から2名で参加している方がいて、楽しい方達だったので休憩中とかにお話をしていたら、すごい話を聞いてしまいました。
1年半前に肺がんのステージ4だったのに、たまたま治験で使った薬が効いて脳まで転移していたガンが全て消えてしまったそうです。
流石に担当医の方もびっくりされたそうですが、実際お元気に体操をしていらっしゃいました。
肺がんステージ4、かなり絶望的な状況だったと思うのですが、入院生活では看護師さん達と楽しく過ごしていたそうです。
どんな状況でも後ろ向きにならず、前向きに向き合っていたからこそ克服できたのかもしれませんね。
髪の毛も抜けず、食欲もあって痩せることもなかったそうです。
確かにお腹周りが立派な方でした。
一日タバコ3箱吸っていたのを看護師さんに真剣に叱られてやめた話とかもしていました。
今はお孫さんもいらっしゃるそうで、幸せそうな笑顔で本当によかったです。
人間は本当にわかりません。
絶対こうだっていう形はありませんよね。
ガンだからと言って、絶望することはなくて、前向きに生きていくことが結果良い方向に向くこともあるからです。
そんなことを真剣に考えさせられた1日でした。
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