先日ネットニュースに最近かまってちゃん高齢者が増えていると書かれていました。
どんな人達かというと、孤独を嫌い、誰かにかまってもらう為には迷惑を考えずに身勝手な言動をしてしまう人のことだそうです。
高齢者がそうなる原因は、他人を視点で考えることが難しくなり、自分の行動が正しいと判断してしまいがちです。
そのため、自分の行動が他人にとって迷惑だと考えられないようです。
いくつかのパターンがあり、代表的なものが4つのタイプに分けられます。
1、おしゃべり型かまってちゃん・・・元々おしゃべり好きで、普段話し相手が少ない人がなりやすいタイプ。
2、昔話で自慢型かまってちゃん・・・過去の記憶を美化して話すタイプ。
3、SNSで自己顕示型かまってちゃん・・・社会地位のある肩書きを持っていた高齢者が、もはや必要とされなくなっても「見て見て」と自分をアピールする。
4、心配されたがりかまってちゃん・・・病気や身体的老化などから役目を取り上げられ、もう必要とされないという疎外感が原因。
どのタイプも私の周りには見られます。
もしかしたら、私も年齢を重ねていくとどれかのタイプになるのかと思うと、ちょっと怖い感じがします。
すべての高齢者に言えることは、寂しいということだと思いますが、できるだけ孤立孤独にならないように暮らそうと思います。
行動範囲が狭くなり、社会や家族とのつながりが減る高齢者には役割を与えることが大切だと言われています。
いくつになっても社会と繋がりながら、仕事があれば一番良いのですが、そうでなければボランティアなどの参加も良いですね。
そして「ありがとう」の感謝の言葉や、さまざまな褒める言葉が効果的です。
褒めるという行為は、実は努力が必要です。
まず相手に関心を持ち、その長所を見つけようとする姿勢が大切です。
そして「いいな」「素敵だな」と思った点を、誠実な心で素直に口にすることが誉める基本になります。
長く高齢者の方達と関わりを持ってきましたが、この誉めるはいつも心がけています。
実はコミュニケーション能力において、褒め上手はポイント高めです。
普段から能力を磨いて、良い人間関係を築いていきたいですね。