今年の2月に友人が亡くなりました。
私が25歳の時にインストラクターとして代行に行った先で偶然知り合いました。
その当時ブティックの雇われ店長をしていたので、私はそのお店で洋服を買うようになりました。
それからは私の服は彼女がコーディネートしてくれて、自分でお店を開いてからもズーッとその関係は続いていました。
数年前から体調を崩していて、知り合った頃からスリムだったのですが、それ以上に痩せていく姿を心配しながら見守っていましたが、本人は至って平気な顔をしての心配を笑っていました。
入院して退院してを繰り返すようになり、いよいよ心配になった私を笑って大丈夫と言って安心させていました。
娘さんから、もう危ないから会いに来られるようなら来て欲しいと連絡が入り、すぐにでも行こうと思った矢先朝には訃報が届きました。
あまりに突然過ぎて心がついて行けませんでした。
お通夜に行き彼女との対面は辛過ぎました。
娘さんから経過を聞き、病気を隠しながら一人で治療に向き合っていたことを知り、本当に驚きました。
何も言ってくれなかった友人を恨みましたが、知っていたからと言って何ができたのかと思ったら彼女の芯の強さと本当に優しさを感じました。
お別れをして帰る時に娘さんにお願いしました。
可能ならば彼女の洋服を形見分けしてくれないかと。。。
それが今日届きました。
夏用のワンピースと冬用のオーバースカート、ブラウスとブルーのかばん、それにマフラーが入っていました。
彼女が好きだったメーカーの物で、見覚えがあります。
明日は私の64歳の誕生日です。
元生徒さん家族と一緒に食事をする予定です。
その時にワンピースを着て、カバンを持っていき身近に彼女を感じながら一緒に祝おうと思っています。
このタイミングで手元に届いたなんて、本当に驚きでした。
娘さんにもお礼のメッセージを送り、その旨お伝えしましたら凄く喜んでくれました。
大切に使わせて頂きます。
No comment yet, add your voice below!