なんて事でしょう!!
夕方教室が終わって車で家にむ活散る途中で、携帯の電話が鳴りました。
出ると大府市の交番からでした。
なくした財布が川の中に落ちていて、拾ってくださった方が交番に届けてくださったそうです。
取りにこられますか?との事でした。
もちろんすぐ交番の住所を伺って、そのまま向かいました。
走りながいろいろな事が頭を巡りました。
私は財布はすでに焼却されていて、に取って元には戻ってこないと思っていました。
それなのに水に濡れているとは言え、手元に戻ってくるなんて本当に想像もしていなかったので、これはきっとお伊勢さんにお参りに行ったことや、母からもらったお守りのおかげだと思いました。
神様にも母にも感謝をしながら、とにかく交番に急いで行きました。
交番に着き私の身分書を提示すると、すぐ目の前に懐かしい自分の財布が新聞紙の包まれて持ってこられました。
財布の中身も全て新聞紙に並べられていて、お巡りさんがビチョビチョのものを少しでも乾かそうとしてくれていた事がわかりました。
親切な気持ちに触れて、グッとくるものがありました。
確認をすると、クレジットカードは遺著枚もありませんでしたが、マイナンバーカードもありまししプリペードカード類や駐車場の回数券もそのままはありました。
不思議だったのは、母からもらったお守りがなぜかあまり濡れていなくて、書かれていた文字も滲んでいませんでした。
これこそが奇跡だと思いましたし、財布が出て来た理由かもしれないとも思いました。
きっと守ってくれたのだと・・・。
書類に住所や氏名を記入し、その新聞紙のまま全ていただいて来ました。
車に乗り家に向かいながら、瑞穂警察署の方にこの件を報告したところ、そのまま警察署に来てほしいと言われたので、その足で向かいました。
担当してくださった刑事課の部長さんが出迎えてくださって、財布が出て来たことをとても喜んでくれました。
机の上に新聞紙を広げて、全てのものを写真に残していきました。
その後お話をしてくださったのですが、やはり財布は紛失したのではなくスリにあったのではないかと言われました。
どうもカードが使われていた場所がスリにあったと思われる店の近くだったことや、この財布が見つかった場所もそうであることを考えると、合点がいくというのです。
今も刑事さんがその件で捜査をしに行ってくださっていると聞きました。
有難いです。
被害にあったカードの支払いも保険が聞くことになりましたし、財布も出て来ました。
私の実質の被害は、現金3万7千円です。
高い授業料ではありましたが、周りの皆さんに注意喚起ができたこともよかったと思っています。
カバンはファスナー付きにする事、財布には必要以外のカード類は入れておかない事、クレジットカード番号はどこかに控えておくか、写メを撮っておく事など。。。
実際生徒さんの何人かは、このことを参考に改めたと言ってくださった方もいます。
今回のことで、川の中にあった私の財布を拾って交番に届けてくださった親切な方がいたことに心から感謝しました。
ありがとうございました。
まだまだ日本も捨てたものではありませんね。
嬉しかったです。