先日雑誌の取材を受けました。
その時に感じたのは、自分の事なのにないかと記憶が曖昧で、時系列にちゃんと答えられなかったことが恥ずかしく思いました。
もちろん記憶力が悪いのが原因でもありますが、あまりにも自分の人生を振り返らずに走って来たからかもしれません。
還暦も過ぎて、ここで一度自分の人生を振り返ってみようと思い立ち、昨日1日かかって自分年表を作りました。
そんなに時間がかかるとは思わなかったのですが、気付けば夜になっていた訳で自分でもビックリでした。
確かに単純に61年の期間、さまざまな事があった訳で忘れていることも多々あり、それを埋めるためにブログを全部読み返したり、手帳を見直したりしたので時間かかったのでした。
それでもやってみて良かったと思っています。
一番感じた事は、今こうやって会社を立ち上げて、仕事もコロナさえ無かったら順調にこれていたのは、何よりも人とのご縁がつないでくださったおかげです。
考えてみたら一度も営業はした事がなく、全て依頼を受けてのお仕事ばかりです。
一番初めに介護予防の体操を指導するきっかけになったのは、静岡県社会福祉協議会の依頼で熱海で3ヶ月間健康体操の検証のために教室を開設した事でした。
そこから静岡県内で「介護予防体操インストラクター養成講座」がはじまり、湖西市社旗福祉協議会につながっていきました。
湖西市では健康体操リーダーさんを200人以上育てた事は、自分の自信にもなっています。
福祉会館も1館から始まって、今年度は10館まで増えました。
それは全て年度ごとに異動があり、職員さんが新しい福祉会館に移動した後、仕事のお話をくださって今があります。
豊明市のまちかど運動教室のお仕事も、高齢者大学(豊栄大学)の講師を8年やっていたら、豊明市で介護予防をしていく話が出て私に依頼が来たのがきっかけです。
そのお仕事も9年目になりました。
全国で講演会やセミナーに講師として招かれるのも、ワールド企画さんから突然お話があり、何が何だか分からないうちに講師の一人として登録されて、様々なところに出向くようになりました。
日本福祉タクシー協会からの依頼で雑誌「サルサ」の記事を書くようになりました。
今も掲載は継続中です。
今池の「レスコネックス」も生徒さんからのお話でスタートしました。
株式会社「LOSA」の笑顔いっぱいLOSA体操を作ったのも、先方からの依頼でした。
公団住宅での「シルバー健康体操教室」も、コロナでストップしていますが、それまではライフワークになっていました。
この仕事も依頼からスタートしました。
少し書き出しただけでも、やっぱり人との出会いが全てだと思えます。
私の人生はきっと皆さんに助けて頂きながら、いただいたお仕事は全力でやっていく形なんですね。
これからどうなっていくかは分かりませんが、今まで通りに人を大切に暮らしていきたいと思っています。
今までお世話になった皆さんに、心から感謝します。