ご高齢になればなるほど、自分の体調について不安を抱くことが多くなります。
私の生徒さんも皆さんそんな感じです。
教室に行くと、常連さん達は待ち構えていて私に話かけてきます。
一番多いのは、体の不調の訴えです。
今日も80代後半の女性から質問を受けました。
「最近長く歩けなくなってきたんだけど、何だろう?」
この方が整形外科に通っていることは知っています。
「病院の先生はなんて言っているの?」と聞くと、
「何も言わせん。注射してくれて、薬を出してくれているだけ。」
「腰が痛くて病院行ったのよね。その時先生は何が原因って言ってたの?」
「何かって何も聞いていないよ。」
そうなんです。
病院に行っても大事な事を聞き逃しているのか?もしくは聞いていないのです。
私は医師ではないので、レントゲンや血液検査などできません。
だから訴えられる痛みや症状の原因は想像だけしかできないのです。
だからこそちゃんとお医者さんと仲良くして、しっかり自分のことを診てもらわなくはいけません。
私にちゃんと質問ができるのだから、先生にも聞けるはずです。
この点を克服しないと、いつまで経ってもモヤモヤが解けません。
最終的にその生徒さんには、「今度病院に行ったら、今日私に言った言葉を先生に言って聞いてみてね。何が原因かは先生が教えてくれるから、お薬が効いていないのなら違う薬にしてくれるかもしれないからね。まずはちゃんと先生に言ってね。」と伝えました。
私の見解では、少し脊柱管狭窄症の影響が出ているのではないかな?と思っていますが、ご高齢なので、加齢のせいだと一言で終わってしまわなければ良いがなって心配もしています。
とにかくお医者さんとは仲良くしてくださいね。
私はこれからもひたすら生徒さんの訴えには耳を傾けていきます。
それで少しでも気持ちが楽になるのであれば、その役は私が買って出ますからね。
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