20年以上前から福祉会館の生徒さんとしてお付き合いのある90代の方達がいます。
お二人が90代でもうお一人が80代後半の仲良し3人組です。
教室が終わった後、お昼のお誘いがありました。
コロナ前はよく皆さんと一緒に牛丼屋さん行っていましたから、久しぶりのお誘いに、ちょっと嬉しくなってしまいました。
どうもおすすめの店があるそうです。
4人で車に乗り、道案内をしていただきながらその食堂に行きました。
そのお店はいろいろなお惣菜がいっぱい並んでいて、お盆に好きなものを載せていき最後にレジで料金を払うという形式でした。
初めて行ったので、生徒さんについて行き教えていただきながら進みました。
私は焼き鮭に肉じゃが、ツナサラダに菜の花の辛子和えにしました。
最後に生徒さんからもらったご飯無料券を出して、ご飯をお茶和によそってもらうのですが、大きさが大中小とあり選べるのでした。
生徒さん3人衆は、大盛りを選びました。
そして私に「先生も大盛りって言ってね。どうせ無料だからね。」と笑顔で私に言うのでした。
ご飯担当のお店の方と顔馴染みだったらしく、「いつものね。」ってびっくりもせず日本昔ばなしの中で出てくる山盛りご飯がお盆に乗せられました。
みんな食べられるのかな?と心配になりました。
テーブルに持って行き、頂きますと言うと、一斉にカバンから用意していた袋を出しました。
そして私にも袋をくれました。
どうするのかと思っていると、慣れた様子で丼からご飯を袋に入れました。
思わず笑ってしまいました。
そうなんです、食べきれない分を家に持って帰って、夕飯と次の朝ごはんにするのです。
のり玉のふりかけもあったので、一人の方は袋に入ったご飯にふりかけも入れて混ぜたら袋のままおにぎりに握っていました。
これは一人暮らしの知恵ですね。
おかずも食べられる分だけはそこで食べて、多い分を持って帰ることをしていました。
食品ロスにはなりません。
尊敬しますし、賢い知恵ですね。
勉強になり、楽しいランチタイムになりました。
また機会があったら、お元気3人衆と一緒に行きたいお店でした。
No comment yet, add your voice below!