人生の先輩との食事に行って来ました。
脳梗塞を患って約束していた食事会ができなくなり、入院中にお見舞いに行った時には会話もままならない状態で、またご一緒できる日がいつ来るか心配していました。
今日はご自宅に迎えに行くと、雨にもかかわらず玄関先で待っていらっしゃいました。
階段があるので、玄関までお迎えするつもりでしたが、階段も全く問題ないようでした。
以前よりも歩く速度が遅くなった事と、座ったり立ったりするのが少し苦手になった様子は見られましたが、会話はとてもスムーズになりました。
リハビリを頑張った成果が見て取れました。
食事の量も以前と変わらず、もしかしたら以前よりも食欲があった気がします。
デイサービスでの出来事をいろいろお話ししてくださって、大変面白かったです。
最近では一人でお出かけもしているようで、先日お茶を広小路まで買いに行ったとお土産にいただきました。
信じられないほどお元気になられました。
本当に嬉しいです。
今回はご家族から補聴器や杖を使って欲しいと聞いていたので、その話を少ししました。
聞こえない状態が続くとコミュニケーションが取りにくくなり、認知症になりやすいと言われています。
補聴器も道具なので使って慣れないといけないのですが、なれるまでには少し時間がかかるので根気が入ります。
杖も椅子から立ち上がる時に使うと便利であることや、最近はおしゃれなものが多く格好良く使えることをお伝えしました。
比較的素直に聞いてくださって、前向きな気持ちになってくれたようでした。
ご本人もご家族に言われても素直に慣れなかったけれど、今日は何故か素直に聞けると笑っていました。
少しお役に立てて良かったと思えました。
約2時間ほどゆっくり食事をしてご自宅に送りました。
美味しい食事ができてお腹もいっぱいになりましたが、何よりも病気に負けずに頑張っているお姿に、ますます人生の先輩として尊敬の気持ちが増しました。
また次回もお誘いするつもりです。
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