笠寺福祉会館にご夫婦で参加していた方がいました。

初めていらっしゃった時は、ご主人は大柄な方で奥様は小柄で年齢差が大きいように見えたので、もしかしたらお父さんと娘さん?っと思ったくらいです。

実際の年齢はわかりませんが、様子を見ていると甲斐甲斐しくお世話する姿を見て、間違い無くご夫婦だと思いました。

車でいらっしゃるので、時々駐車場に手間取り遅刻もありましたが、杖を使いながらでも参加してくれていました。

パーキンソン病もあり、病状が進行している様子もあったのでいつまでいらっしゃれるか心配もしていました。

先月からお休みが続いていて、もしかしたら・・・と思っていた矢先、今日は奥様だけがいらっしゃっいました。

理由は教室を辞めるご挨拶でした。

覚悟はしていましたが、やはりショックです。

奥様の話では、先月下痢をして病院に行ったところそのまま入院になったそうです。

入院生活をしているうちに足腰が弱ってしまい、福祉会館に来る体力がなくなってしまったそうです。

ご自宅での生活も難しくなり、現状は家と施設の半々の生活をしているとのことでした。

今まで本当に二人三脚で頑張っていらしたので、奥様もギリギリの生活だったと思います。

夜もゆっくり眠られなかったことも想像がつきます。

まだ半々の生活を選んだ理由は、奥様の強い気持ちがあるからだと思います。

お互いに少しずつ今の生活に慣れて行って欲しいなと思います。

最後に奥様に「今までよく頑張りましたね。ご自分の体も大切にしてください。またこられるようになったらいらしてください。お待ちしています。」とお伝えしました。

きっとお二人で教室復帰は無理だと思いますが、いつか奥様が戻って来てくださる事を待っていようと思います。

今まで参加してくださってありがとうございました。

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