国民病といえば、糖尿病が有名ですが、高血圧もその仲間と言っても過言ではありません。

実は高血圧人口は、約4300万人と推定されています。

内訳は、治療を受けて適切な血圧値1200万人、治療を受けているが高血圧状態1250万人、認識はあるが未治療450万人、認識がなく未治療のまま1400万人(高血圧者のうち約43%は治療を受けていない)。

国民の約3分の1が「高血圧」、この状況は非常に問題があります。

高血圧が引き起こす脳卒中や心不全、心筋梗塞などの「脳・新血管疾患」による死者は年間約10万人です。

介護が必要になるケースも多く、「健康寿命の延伸」を大きく損なう要因になっています。

高血圧の目安は、最高血圧は140mmHg、最低血圧は90mmHgを上回った状態です。

原因は、ストレスや睡眠不足、運動不足・偏った食生活がリスクになります。

特に、食塩の過剰摂取がキーになります。

日本食は塩分が高いものが多く、1日あたりの食塩摂取量は平均10.1グラムで世界の推奨量の5グラム未満を大きく上回っています。

まずは食事の見直しが大切ですが、運動・食事・睡眠といった生活習慣を改善しながら生活することが重要になります。

今年は暑さもあって、熱中症を予防するために塩分を摂取の必要があり、コントロールが難しい点があります。

カリウムを摂取することで、余分な塩分を体外に排泄する作用が働きます。

カリウムは野菜や果物に多く含まれていますので、バランスよく摂取するよう努めましょう。

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