たまたまテレビのチャンネルを変えていた時に、NHKの番組でリハビリセンターの特集をしていました。
そこには様々な病気や怪我からリハビリが必要になった方達が、歯を食いしばって頑張っている姿が映し出されていました。
寝たきりになってしまいそうな年齢の方たちも、リハビリのお医者さんや理学療法士さんと作業療法士さんたちが力を合わせて、全員でその患者さんのもとの生活を取り戻そうと奮闘しているのがよくわかりました。
本来ならば諦めてしまいそうなケースでも、辛抱強くちょっと厳しい言葉もかけながら、とにかく強めの運動を指導していました。
この考え方は私も見習わないといけないなと思いました。
元になっている研究があり、アメリカで20代の健康な若い男性5人に3週間寝たままの生活をさせて、体の様々なデーターをとったそうです。
それから30年後だったかな?同じメンバーのデーターをとったところ、30年間の老化よりも20代の時の3週間の安静生活のほうがデーターが悪かったそうです。
要するに30年間の老化よりもたった3週間の安静生活の方が、私達の体には影響が大きいと言う事がわかったのです。
以前から講演会等で「安静は害です」と話してきましたが、まさしくこの話です。
年齢を重ねたら特に気をつけなくてはいけませんね。
やはり少しきつめの運動は必要なんです。
ついつい「無理しないで」と言ってしまいますが、これからはもう少し頑張るように言っていこうと思います。
もちろん私自身もその考えに基づいて、これからも頑張ろうと思います。
とても良い番組でした。
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